どうやってやるの?
どこの会社でも会長・社長の心変わりや急な思い付きで物事が動く事は
よくあると思います。
当社は昔ながら社風なので特にトップダウンで物事が動く事多いです。
『自分の趣味のワインを相模原で一から作りたい。』
『何言ってんだこの人は?』 当時の自分は率直にそう思いました。
新規で事業を立ち上げるより今ある本業をしっかり成長させる為に人材や
資金を費やした方が良いと思ったからです。(今もたまにそう思う時があります。)
でも一度言い出したら聞かないんです。
だから形にする事にしました。相模原にワイナリーを立ち上げる事を。
とりあえず畑を広げよう
その頃はまだ畑作業は専属のスタッフがいたので自分は苗木の発注や
資材調達、農業委員会との折衝など間接的に関わっていました。
特にブドウ栽培に興味があった訳ではないので
もちろん何一つ勉強しないで言われたら仕事をこなす程度であくまで仕事の一環といった感じでした。
2014年に取得した畑が約2反、続いて2016年2反買い足して
全部で約2100本程の苗木を植栽しました。
農作業スタッフも当然素人なのでこの本数が多いのか少ないのかも
分かりません。
自分は会長は欲しいといった品種の苗木を手配するだけ。
あとは頼んだ本数を無理やり畑に埋め込んでいくだけです。
株間や畝間は当然狭くなり、密植になります。
今となっては考えられないことをしてたな~と思います。
計画性のけの字もありません。
ブドウがどのような病気になるのか、どのような作業をして
育てていくのか等何もかもわからないまま2018年まで
時が過ぎていきました。
そんな折、自分にとって転機が訪れます。
畑を担当していたスタッフが突然
『僕にはこの仕事が向いてません。退職させて頂きます。』
急にどうしたのよ!! つづく。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?