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「ルールは極力シンプルに」攻めと守りを両立するMorght流コーポレートとは?

こんにちは、Morght HRの太田(社内呼称:えりおた)です!
突然ですが、こんな思いをされたことのあるコーポレート担当の方はいらっしゃいませんか?

会社の規定やルールが複雑で
・読んでも理解されにくく、結局コーポレートに問い合わせが発生している
・事業側の意思決定が遅くなり、業務スピードが落ちている

Morghtのコーポレートは、すべての事業部・社員が意思決定を迅速に進め業務効率を高められるよう、「敢えて複雑なルールは設けず、シンプルなルールで攻めと守りを両立させる」ことに徹底的にこだわっています。
「ガバナンスを担保できるのか?」「ルールの穴を突く人が出てくるのではないか?」と疑問に思われる方も多くいらっしゃることでしょう。
今回は、その秘訣をコーポレートマネージャーの大倉 竜一にインタビューしました!


大倉竜一 コーポレートマネージャー
ローソンの人事労務を経て、delyやクラスターで人事企画・労務・総務・法務・情報システム・IPO準備などコーポレート業務を幅広く経験。
Morghtではコーポレートの業務委託から参画し、2023年6月にコーポレートマネージャーとして入社。
プライベートでは睡眠時間を削って趣味に没頭、最近はスポーツ観戦・eスポーツ観戦に夢中。
Fitbit※での睡眠平均スコアは85点
※心拍数・動作検出のセンサーにより睡眠の状態をスコアリング。Fitbitによると睡眠スコアの平均は77点、理想は80点以上とのこと

先日ISMSを取得しました

大前提:Morghtコーポレートの仕事スタイル

報告は少なく、自律して動き、少ない人数で完結させる


シンプルなルールで攻め・守りを両立する方法について語る前に、大前提としてMorghtのコーポレートの仕事スタイルについてお話させてください。
Morghtでは「少数精鋭プロ集団」という人事方針が掲げられており、餅は餅屋という思想のもと各部門に権限を最大限移譲し、部門内での意思決定を尊重しています。

このような会社全体の指針のもと、コーポレート部門では「報告は少なく、自律して動き、少ない人数で完結させる」というカルチャーが根付いています。所属する全メンバーが、これまで積み重ねてきた領域に関する経験値やスキルがあるため、お互いの能力を信じ合い、個々人が専門分野のプロとして考え・やり抜くことが日常的に行われています。
例えば、コーポレートの会議では「○○という課題があるのですが、どう対応しましょうか?」という疑問形での相談ではなく、「○○という重要課題があるので、○○しますね。」と予め答えを自分で考えた上で、重要な報告のみすることが多い印象です。

もちろん、他のメンバーに全く相談できないという訳ではありません。一人で推進していくこともあれば、サポートし合って推進することもあります。社内メンバーでのスキルや経験では対応できなかったり、時間や工数のバランスを鑑みたりして、外部への業務委託で解決することもあります。


攻めと守りを両立するMorght流コーポレート

「違反を防ぐためのルールは無し、常識の範疇で運用されることを前提に作る」


さて、ここからが本題であるシンプルなルールで攻めと守りのバランスを実現させる方法の話になります。

基本的には「しっかりルールを守ってくれる人に合わせて作ること」を意識しています。最初から違反を防ぐためのルールは作りません。逆に、ルールがあった方が便利になったり、最低限ガバナンスを保つうえで必要になったりするルールだけを考えるようにしています。

Morghtの購買管理規定。内容は非公開ですがとてもシンプルな内容になっています

私たちにとって幸いなことに、Morghtの社員はみんなルール・ガバナンス遵守の意識が高いので、この運用ができているというのもあります。Morghtはバリューの一つに「For you(他者への、圧倒的な想像力を持つこと)」を掲げていますし、コーポレートも「社員が気持ちよく運用できるルール」を全員が意識して落としどころを考えています。

また、全社飲み会や部署横断での飲み会などコミュニケーションの場にコーポレートメンバーも出席することが多いので、事業部側のニーズを把握したり互いに話しやすい関係づくりができていることも、攻めと守りを両立していることに寄与しているかもしれませんね。


今後に向けて

シンプルなルールの仕組みを維持していくことが今後のチャレンジですね。
もしIPOを視野に入れるとなった場合、外部の専門家からは慎重な提案をされることが多くなるはずです。これまで培ってきたルールで機能できるという納得感のあるロジックを持ち、ルールを維持できるようにしていきたいです。

また、シンプルなルールにすることはすなわち、リスクを取りに行っている訳でもあるため、問題を起こさせない、又は最小限の影響に留めることを意識していきたいです。

これは私のコーポレート仕事に対する考え方ですが、「何か問題が起きていて、それを改善できたこと」よりも「何も問題が起きないこと」を重視し称えられる文化にしていきたいです。何か問題が起きる前に課題を解決し、平時な状態を保てていることこそが一番素晴らしく、会社としても良いことだと思うのです。
直近で言えば、難しいスケジュールの中で、無事に何事もなくオフィス移転を終えられることができたのが私の成果ですね。

※2週間前倒してオフィス移転を無事終えられた理由はコチラ
総務・労務の島崎さんが執筆した記事です

何も問題が発生せず平常時を保つコーポレートの素晴らしさを、もっと色々な人に認識してもらえると嬉しいです。





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