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Tokyo Happy Coats『奥の細道』 【Bonus Track 12】 武術家として余生を過ごしていたダン・ソーヤー。
■老眼で見逃していたダン・ソーヤーについての記述。 前稿【Bonus Track 11】 を書くために、改めて【Bonus Track 10】 SNプロ共同経営者:シャタックとソーヤーの追加情報の稿を読み返していたら、あることに気付いた。 下記のアウトリガー・ホテルの告知をよくよく見れば、左下、朱里エイコの足元にダン・ソーヤーの名前が記載されているではないか。迂闊だった。これも、注意力の無さと老眼の成せる業である。 (気付くの遅すぎだよ。また回り道しちまった。) ソ
Tokyo Happy Coats『奥の細道』 【Bonus Track 11】 余談:奥田宗宏氏、NHK出演の誤謬と謎?!
■謎だった奥田宗宏のNHKテレビ出演を掘り下げてみた。 【Bonus Track 4】 奥田宗宏氏の回顧録『私は音楽が好き』で紹介した、奥田宗宏が解答者として出演したNHK番組『私の秘密』について、さらに掘り下げてみたのでご紹介したい。 なぜ掘り下げたかったのかというと、誌名不詳の雑誌記事「女ビートルズ」に奥田が寄稿した一文に、記事掲載の数年前に『私の秘密』へGay Little Heartsが出演した際に会っていると記していて、私としてはその時期を特定したかったためだ
Tokyo Happy Coats『奥の細道』 【Bonus Track 10】 SNプロ共同経営者:シャタックとソーヤーの追加情報。
■SNプロ共同創業者、シャタックとはどんな人物か? Gay Little Heartsが在籍した『SNプロダクション』を永島達司と共同経営したアロンゾ・B・シャタック、そしてGLHのマネージャーとなったダン・ソーヤーについて新しい情報を入手したのでご紹介したい。 ◇ ◇ ◇ まずシャタックについて。国会図書館デジタルコレクションで検索の結果、1960年5月30日発行の『週刊新潮』に記事があった。タイトルは「シャタック氏の実力 〜赤坂村に君臨した謎の米人〜」。 さ
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Tokyo Happy Coats『奥の細道』 【Bonus Track 9】 GLH/THCと芸能プロダクション+タレント関係TimeLine。
■これまでのボーナストラック情報を整理する。 Roy Baugher氏からの情報、進駐軍慰問芸能人の研究書、関係者の自伝などをベースに、芸能プロダクションやアーティストとの関係を横糸にGLH/THCの足跡をトレースする作業を続けてきた。 【Bonus Track 1】もうひとつ存在したテレビ出演。 【Bonus Track 3】 ある書籍に記載されていたGLH/THC情報。 【Bonus Track 4】 奥田宗広氏の回顧録『私は音楽が好き』 【Bonus Tra
Tokyo Happy Coats『奥の細道』 【Bonus Track 8】 検証! Pan Orientプロの雑誌広告。
■Baugher氏から届いた雑誌の画像。 ボーナストラックの次稿を作り込んでいた10月9日の午前、Baugher氏からメッセが飛んできた。ちょうどその稿をアップするかと「公開」をクリックしようとしていた時だった。 以心伝心、それは次稿の内容を精緻化できる情報だったのでとても助かったのだ。Thx. 前回の「【Bonus Track 7】 Pan Orientプロ、謎の芸能事務所につき」でBaugher氏から情報を得た1958年の雑誌だが、Pan Orientプロのタレント
Tokyo Happy Coats『奥の細道』 【Bonus Track 7】 Pan Orientプロ、謎の芸能事務所につき。
■Baugher氏から届いたメッセージ。 前稿「【Bonus Track 6】 GLHのマネージャー、ダン・ソーヤーの追加情報」をアップした後、それを目にしたRoy Baugher氏からメッセが飛んできた。 まず日本語名に注釈を加えると、タツジ「タッツ」=永島達司、長島秀夫=永島英雄(達司の長兄で弟の影響で興行界に入った)、ナンシー ウメキ=ナンシー梅木、Masaaki Hiro=平尾昌晃、 Tomoko Yamaji (stage name for Tomi Fuji
Tokyo Happy Coats『奥の細道』 【Bonus Track 6】 GLHのマネージャー、ダン・ソーヤーの追加情報
■伝説の呼び屋、永島達司についての伝記本をめくる。 「【Bonus Track 3】 ある書籍に記載されていたGLH/THC情報」でご紹介した『戦後期渡米芸能人のメディア史: ナンシー梅木とその時代』。その中で、GLHのマネージャーとなったダン・ソーヤーについての情報が掴めたのだが、さらに何かないか探ってみた。 『ナンシー梅木とその時代』を書いた大場吾郎教授が参考資料として挙げていた一冊が『ビートルズを呼んだ男』(野地秩嘉著、Kindle版 2017 小学館)。その原著