見出し画像

世界は存在しない

2020年の秋頃から自分を取り巻く環境が目まぐるしく変化しています。自ずから変化を望んでいたのではなく、たまたま変化が訪れた。

当初はそう思っていました。

しかし最近になり色々な出来事をひとつひとつ丁寧に整理してみると、やはり自分から掴みに行っていた様にしか思えなくなってきました。

「変化」というと、通常は置かれている状態が好転する場合にのみ用いられると思います。しかし自分の場合は全てにおいての『変化』が訪れたことを指し、しかもそれらを丸ごと受けいれている自分というものが存在する事に気づいたのです。

人生の中での浮き沈みというものは、人それぞれではあるけど多かれ少なかれ感じられているかと思います。

私も昨年の春に人生の中でも『どん底』と思えるような経験をしました。約半年間は見るもの全てに憤りを感じ、時には周りの人間に対して八つ当たりとも言うべき態度で接し、理想と現実とのギャップに苦しんでいました。

その様な状況の中、救いの手となるものは必ず現れてくれるものです。偶然その頃はYouTube動画に嵌っていた時期で、落ち込んだ自分をどうにかしてあげたくて色々なタイプの方の動画を見ていました。

その中でも偶然に見た対談動画に目が止まり、その2人が繰り出す言葉が自分の中の『何か』に触れ、とあるオンラインセミナーに参加する事になったのです。

受講料の10万円は、その当時の自分の置かれた状況において「もしかしたら何かしらのヒントを得られるのではないか」という期待に対して、投入しても問題にならない金額に思えました。

2020年10月からはじまったそのセミナーは、コロナ禍の状況に対応してZoomを介した形で行われました。

そこで出会った新しい知識は、その当時の自分が求めていた全部を満たしてくれるもので、今まで出会ったことのないコンテンツに毎日がワクワクする体験を得られました。

感動した具体的な内容としては、今まで自分が求めていたものがある場所が、どうも違うという提案からはじまります。

その場所とは『わたし』の中にあるという問いかけでした。それまで私は原因というものが全てにおいて外側、つまり自分を取り巻く環境が私というものを苦しめ、時には喜びをもたらしていた。

そう信じていました。

しかしそこでの学びを深めれば深めるほど、自分自身の考え方がまるで氷山が溶けて崩れ去るようなイメージで崩壊していったのです。

答えは自分の中にある。

アイツがこんなことをしたからこうなった。いま置かれている環境がたまたま悪いんだ。いつか準備が整えば本気で取り組んでやる。

しかし、そう信じていた世界がどうも違うのではないか?少しづつではあるけれど、年をまたぎ2021年になってからは、自分を通して見る世界が徐々に変化していくのを感じました。

おそらく

世界は変わっていないのでは?以前も、そしてこれからも。

もしかして世界を見ている自分自身が変わってしまったのだろうか?つまり見方が変われば、自分が見ている『世界』も変わって見える。

そうか、そういうことか!

人は変化に対して、時に恐れを感じてしまうかもしれません。ところが「もうダメだ」「堪えられない」と感じたその時、本当の自分とも言うべき存在が叫ぶんですよね。

求めるんですよ。

助けてって。

その言葉は過去にも幾度となく聴こえていました。でも放ったらかしにしていたんです。

『やさしさ』って言葉があります。これって他者に対して与えるものだと思っていました。でも自分に向けてもいいんじゃないか?

変化はそのやさしさがもたらしたものだと確信しています。少しだけでいい、自分にやさしさを与えてあげてください。

今だから言えます。

私が見ていた世界は存在しない。

もちろん日々起こる『事実』は絶え間なく現実として目の前で繰り広げられます。しかし、そこに色々なストーリーを付け加え、色付けをし、判断し、苦しみ、勝手に作り上げた世界をそれが真実だと見間違えていた。

そして

それを見る者に変化が訪れれば、良いことも悪いことも、本来は全く一緒なんだ!だから恐れずに生きていこう。ありのままの自分と精一杯の人生を楽しもう。

いまはハッキリと言えます。
「わたしは幸せです」と、

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?