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【全員】ナミビア⑥
さてさて、ひとり旅2日目。
現在は、ウィントフックの宿におります。
Wernhilショッピングモール まで、徒歩5分くらいでとっても便利な場所です。とは言え、全てが広くて大きいナミビアでは、なんだか遠く感じますけど。
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ウィントフックで街歩き
映画館に行ってみた
さて、私は海外で映画館へ行くのが好きです。映画を見たいというよりは、映画館で感じる国の違いが好き。
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タイ(バンコク)
本編前のCMで国王様の映像が流れる。それに合わせて、観客全員が立ち上がり映像が終わるまで姿勢正しく起立。
ベトナム(ホーチミン)
私が行った映画館だけかもしれませんが、上映中に大半の人がお手洗いへ行く。そのたびにドアが開いて光が入ってくるので、集中できない(笑)
ベルギー(ゲント)
ゲントにある小さな映画館では、ドアの開閉を観客が自分で行うスタイル。開いたまま本編が始まったので、いつスタッフさんが閉めに来るのかな~?と思っていたら、ひとりのおじいちゃんが閉めてくれた。今思えば、一番後ろに座っていた私がやる係だったのかもしれない…
オーストラリア(シドニー)
特筆すべきことはあまりないが、アクション系の映画なんかは日本と違ってみんなで盛り上がりながら見ます。歓声あがるし拍手するし。あと、席が決まっていないので早い者勝ちです。
今回のナミビア(ウィントフック)は、こりゃまた綺麗な映画館でした。私が行ったのはここ。
Maeruna Mall(マエルナ・モール)の中に入っている映画館で、近代的な感じ。
外の機械で好きな映画と時間を選んで支払うと、SMS(電話番号)で入場券が届く。そんでもって、そこに書いてある番号をまた別の機械に入力すると・・・やっとチケットが出て来る仕組み。
ま、親切なスタッフのお姉さんが全部やってくれました✋
ちなみに、現地のSIMカードを入れてあるので電話番号も現地の番号。私は把握していなかったので、「番号わからん」と言ったらカウンターでなんとかしてくれました。
チケット購入時に、ドリンクやポップコーンを付けるか否かも選べます。買っていませんが、別々で買うより割安なのではないでしょうか?
そして、映画館の中に入って気が付く。
私しかいない・・・
映画をたった一人で見たのは初めてでしたが、かなり怖いですね。定期的に、周りをキョロキョロ見渡しましたよ。刺客がいないかどうか。
そんでもって、こりゃまた偶然。
行った時間にやっていたのがこれしかなかったので選んだのですが・・・
私が見たのは
【ライオンキング】!!
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たぶんだけど
おそらくだけど
アフリカのナミビアの映画館で、観客は自分ひとりで、アフリカが舞台のライオンキングを見たことある日本人って、私だけじゃないでしょうか?
見はじめてしばらくこのシチュエーションに気がつかず。
映画の中の映像を見て、「わーーこの間通った道みたいだーー!」って思って、ふと気がついた。
「え?あれ?私、ライオンキングをアフリカで見てる?やばくない?」
やばかったです。
ちなみに見たのは最新作の【ライオン・キング・ムファサ】です。とても面白かったです。
ストーリーは
みんなが知ってるシンバの父であるムファサが、波乱万丈な旅をする話。シンバが生まれるずっと前の話で、その話をムファサの親友であるラフィキがシンバの息子(キアラ)にしている話です。
ヌードル店でランチ
映画が終わった後は、そのままお隣のNoodle Barと言うお店へ入りました。
店主のおばちゃんがとっても良い人で、仲良くなったので焼きそば、唐揚げ、卵焼きの海外版レシピを伝えておきました。
もしかしたら、今後メニューが増えるかもしれません。
現時点では、良くわからんアジアごちゃまぜヌードルメニューが並んでいます(ラーメンもあったけど食べていない)
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Dun Dunと言う、クリーミーなアジアン汁なしヌードルを食べました!
途中でおばちゃんが「醤油をお出しするの忘れてたわ!」って小鉢にいっぱい醤油を入れてくれた。
たぶん、アジア料理のレストランでテーブルに並んでいる、これのつもりなのでしょうけど・・・
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ちょーーーと、日本の醤油とは使い方が違うかな~?なんて。味変にテーブルで醤油や酢を入れるとしたら、ラーメンくらい?
ココナッツ風味の焼きそばには、日本の醤油はかけないかも…。でも説明できなかったので、温かく醤油を見守りました。
もったいない。
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お土産購入タイム
さて、腹ごしらえも済んだ後は、スーパーでのお土産購入タイム。
現地のスパイス系は必ず買うのですが、この国には「カッパーナ・スパイス」と言う、国民に愛された香辛料があります。
塩辛い&スパイシーで、焼いた肉にあう!刺身文化の日本にわさびが存在するように、肉文化の国にはスパイスがあるのだ。
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これをいくつかお土産に。そんでもって、日本では馴染みのないグレイビーソースの素を買いました。
グレイビーソースって知っていますかね?
ヨーロッパやアメリカ(オーストラリアも)では、かなり人気の国民食的な位置づけのソースで、肉汁とか使って作ります。これがまた、マッシュポテトとかローストビーフみたいな肉に合うんだなぁ。
肉汁から作ってるので、当たり前かもしれませんが。オーストラリアのKFCには、サイドディッシュのコールスローと同じラインに、ポテト&グレイビーソースってメニューがあります。
私は、KFCでチキンを食べたことがなかったのですが、なぜかこれだけは何度も食べました(チキンも食べろよってくらい、これだけ食べた)
でも、このポテトはじゃがいもつぶしたのではなくて、粉の「マッシュポテトもどき」なんですよね。体に悪いでしょうね、そりゃ。
ってわかっているけど、たまに食べたくなる。
そして、たまに食べていた。それが人間。
と言うことで、グレイビーソースの素やなんかクリーミーな料理の素を買ってみました。ナミビアと言うか、海外の味をお裾分け・・・的に。
後は、ショートブレッドをいくつか。
今回は、頼まれごとで持って行って、持って帰って来るスーツケースがあるから、少しだけ入れさせてもらう。それでも、本来バックパッカーは【土産は買えない旅行】なのである。
入らない。
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宿でくつろぎタイム
もう歩くのも面倒になって来たので、夕飯を買い込んで宿へ戻ります。
私は、ひとりだと部屋に籠ってカートゥーンネットワークをひたすら見たり、ボケっとベランダやプールサイドで読書をしたりします。
かっこよく言うと、外国人旅行スタイルです。
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ただ、彼らは「1ヶ月2か月旅行をしている中での、のんびりタイム」であり、私のように2週間程度の弾丸トラベラーがすることではないのかもしれない。
でも私は、その国にいるってことで満足派。
なので、これが好きな過ごし方。
ひとりって怖くない?
寂しくない?
と聞かれますが、これでわかりますよね。
ひとり旅じゃなきゃ「せっかくナミビアまで30時間かけて来たにもかかわらず、午後はひたすら宿に籠ってNetflix見ている日を作る」なんて、現実問題難しいのだ。
昔は、カートゥーンネットワークでしたが、今はNetflixが入っている宿が増えて嬉しい。海外なので、ジブリが見放題。
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ベッドの上で買ってきたお惣菜を並べて、ジブリを鑑賞しながら酒を飲む。んで、ふと窓の外を見ると、19時半でもまだ明るいナミビアの広い空が広がる。
これぞ贅沢!!と思うのでした。
ゲストハウスの一階には、旅人が置いて行った本がたくさんあったので、その中から簡単そうな本をゲット。ナミビアの地理から歴史まで、まんべんなくサラッと書いてありました。
そう言えば、ウィントフックは水を大切にしているようで、こんな張り紙が部屋にありました。
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・植物への水やりは、自動水まき気じゃなくてジョウロね
・水やりは、週一くらいでね
・車洗ったりバイク洗ったり、自宅でやるんじゃなくて業者に頼んでね
・プールの水は飲み水を使わないようにね
とか書いてある。
日本だって、水も有料だから無駄に使ったりはしないけど、それでもこの雨の降らない国からしたらとても貴重なんだろうね。
こういう張り紙があるだけで、みんなより一層大切にしようと思うよね。
これまでの話はこちら
非営利環境活動団体 MORE企画
代表 白井ゆみ(シライユミ)
PADI 公式アンバサダイバー
https://seaoceanbeach2086.wixsite.com/morekikaku
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