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【全員】ナミビア①

前置きが長くなってしまった。

ひとつ前の話はこちら。

さっそくウィントフックの街中から、今夜のキャンプ場「オシャーナ・キャンプ場」を目指します。途中のソリティアはアップルパイが有名なのですが、行きは夕日に間に合わなくなるのでガソリンを入れるだけ。

全ルート4日間
1日目は334㎞の移動

街を出発してすぐに、猿を発見。

ヒヒ猿(iStockから拝借)

んで、その後すぐに警察の検問があり、いきなり捕まった。

ここ
ポリスチェックポイント

チェックポイントのサイン

まずは
「STOP」位置にあまりにもうるさい。

「止まれよ!(止まっている)ここだよ!はみ出してる!(はみ出していない)もっと前に出せ!(どっちやねん)ぴったりにしろ!(どんだけ)ルール守れ!」

と、世界一マナーに厳しい国から来た私たちに命令する警官。

この時点で、こいつ難癖付ける気だなぁ~とは思った。でも、けん銃とか出て来たら困るから指示に従う。

後に調べたら警告も出てた
https://www.tokutenryoko.com/news/passage/6248

そこにいたのは、警察官1名と警備員1名。
私たちに指摘してきたのは、後部座席のシートベルト未着用。

ドライバーと着用してなかった本人がおろされる。助手席にいた私は「通訳です!」とついて行った。

まず、この警官は薬か酒で目が決まっいて、英語の文法もおかしく聞き取りづらい。

隣の警備員は「おやびん!へへっ!」って言いそうな感じ。

警官:パスポートよこせ。お前が通訳?
私:そうだよ
警官:シートベルトは何のために付ける?
私:命を守るためでしょ
警官:だよな?日本は罰金いくらなの?
私:後部座席の罰金は無いよ
警官:お前、俺に嘘ついたな?
私:ついてないよ
警官:まあいい。どこから来た?
私:ウィントフックから
警官:俺がこのノートに書いたら、お前たちは街に戻って罰金2万円払う必要がある。
私:(出たよ…)

警官:聞いてんのか?あ?
私:聞こえてる。それで?
警官:お前たち次第だ
私:どうすればいいわけ?
警官:それは、お前たち次第だ
私:通訳するわ

~ 3人で相談 ~
結論、後部座席のシートベルトで2万の罰金は嘘だろう。でも、万が一本当だった場合に街に戻るのは嫌だ。この警官に払いたくないけど、5,000円スタートで交渉しよう…となった。

私:あなたに払えば良いってこと?
警官:まあ、そう言う感じかな。
私:いくら?
警官:いくら出せるの?
私:5,000円(実際はナミビアドル)
警官:・・・。

警備員が誰かに電話をかける(たぶん演技)

警官:おい!ちょっと待て!交渉中だ!
私:(はぁ… なんだこのコント)
警官:で?どうするんだ?
私:足りないってこと?
警官:・・・

私:私たちね、こっちに住んでるナミビア人の友達に会いに来たの
警官:!?
私:5,000円で行かせてくれない?
警官:良いだろう

警備員:もう一回パスポートよこせ!
友人:(渡す)
警官:(番号をメモろうとする)
私:ちょっと!もういらないでしょ!
警備員:(うろたえ)
警官:ちっ!返してやれ!
私:6,000円払うからもう行かせて!

結局、6,000円払って「気をつけてね~♪」と言う2人組の声を無視してその場を後にしました。

景色は抜群

シートベルトをしていなかったのは、こちらの落ち度です。が、その後、何度もタクシーに乗ったがどう考えても誰もしていない。

いきなりのカツアゲ警官に辟易しました。

彼らを後にして、しばらくして私が
「怖かった―――!ムカつく!」と言ったら

みんな揃って
「怖かったねぇぇぇぇ!!」となった。

ああ、怖かったよ。
私は毅然としていなきゃいかん!舐められちゃいけないと思って、攻撃的に捉えられないように、それでもキリッと目線を外さずに交渉したけど怖かった。

一定ラインで、
諦めて街に戻ろうと思っていた。

こっちは、筋肉マッチョ1名とムエタイ選手1名だから、力だけなら勝てるけど相手が拳銃持ってたらマズイ。こっちには、車の中で待っているもう一人女子がいるのだ。

あとは、本当に難癖付けられて逮捕されたら困る。私たちには、砂漠で夕日とか朝日とか見る計画があるのだ。

全部含めて
すごーーーくムカつく出来事でした。

嫌だけど対策として
・現金持ってた方が良い
・もっと安値から交渉してみてほしい
・友人がいると早くに言う

チャレンジした方がいたら教えてくださいm(__)m


その後は、順調に変わって行く景色を眺めながらひたすらひたすらドライブ。

途中で、オリックスとかイボイノシシとか、ミーアキャットとかジャッカルとかデザートフォックスを見た。

photoACから拝借(オリックス)
フリー素材ぱくたそから拝借(イボイノシシ)

リアルサファリパーク。
道路が広すぎて、動物に近づけない(近づいちゃダメ)ので写真が無い(笑)

街に近いところは、まだ草木が生い茂っていましたが、離れて南下して行くにつれて何もなくなっていきました。

砂埃も凄くて、後にトランクの中が砂だらけ…
前のゆっくり車を抜かすのも大変だし、反対車線から小石が飛んでこないかヒヤヒヤする。

所々、タイヤを取られそうになる砂利道が多いので、気を付けてください。ハンドルを小刻みに左右に振ると良いようです。

造山運動で出来た地層(たぶん)
どんどん日が沈んで行く

途中でソリティアのガソリンスタンドに寄って、トイレ休憩。

さて、この日の目的地であるキャンプ場の向こうには、デューネ45(デューネ=砂丘)があります。実はそこで夕日を見たいと思っていましあるが、ここで間に合わないことが確定。

この日の日の入りは、19時45分。
キャンプサイトへの到着予定時間は、19時半。

キャンプサイトからデューネ45までは30分以上かかる… と言うことで、諦めて違う砂丘へ行くことに。

行った先は、キャンプサイトのすぐ横にある「Elim Dune(エリム・デューネ)」と言う砂丘。夕日が沈み切る前に、ダッシュで駆け上がる。

Elim Dune(エリム・デューネ)
美しかった

ダッシュしているつもりが、全然上がっていかず(笑) 砂に足が取られて歩きにくい…

新婚さんナミビアにいらっしゃい

初の砂丘を堪能した後は、暗闇になる前にキャンプ場にチェックイン。

テントを建てなきゃ寝られない!


お腹もすいているので、BBQ検定持ってる友人を火おこし担当にして、初テントを立ててとりあえず寝床を確保。

泊まったキャンプ場はこちら
セスリエム・オシャーナ・キャンプ
Sesriem Oshana Camp

各キャンプサイトに電気、BBQコンロ、トイレ、シャワー、洗面台、屋根がついてて快適。車を横付けできて安心。

ぜんぶ綺麗
肉焼いて、肉食ってる
デザート・フォックス(たぶん)

猫が近づいてきたかと思ったら、キツネ。
可愛すぎる。

翌日は、朝5時に「セスリム 2nd ゲート(Sesriem 2nd Gate)」が開くので、それを待ち構えて本丸のソーサスフレイ(Sossusvleiへ30-40分でダッシュして行く。

朝日に間に合うように!

ソーサスフレイにあるものたち
ビッグダディ(Big Daddy Dune
デッドフレイ(deadvlei枯れた木
デューネ45dune 45別の砂丘
 ※今日、間に合わなかったとこ

と言うことで、キャンプサイト到着20時半。
長かった一日が幕を閉じました。

明日は、この度のメイン(はやい)となる砂丘地帯に行きます。

ナミビア旅行記
他の投稿はこちら

2日目もお楽しみに!!


非営利環境活動団体 MORE企画
代表 白井ゆみ(シライユミ)
PADI 公式アンバサダイバー
https://seaoceanbeach2086.wixsite.com/morekikaku
https://www.instagram.com/more_planning_izu/



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