【全員】ナミビア②
この記事の前に2話あります。
まだお読みで無い方は、下記から読むとよりわかりやすいです。
それでは、2日目行ってみよう!
現在は、セスリム・オシャーナ・キャンプで朝を迎えているところです。
■スケジュール■
04:00 起床&テント片付け
04:50 出発
05:00 ゲート到着(すぐそこ)
05:15 ゲートオープン(手動で開けてくれる)
06:00 ソーサスフレイ駐車場着
※デューネ45を途中で左手に通り過ぎる
※ここでシャトルバスor自家用車で進むか選ぶ
06:15 自家用車で進む
06:16 スタックした(いきなり)
06:17 後ろの人が5,000円で助けてくれた
06:45 ビッグダディ&デッドフレイ着
07:00 ひたすら登る&撮影
09:00 次はデューネ45に戻る
09:30 撮影&登る
11:30 ゲートに戻る
13:00 ソリティアで休憩
19:00 ウォルビスベイ着
ソーサスフレイのマップはこんな感じ
夕日を見たいなら、ゲート1とゲート2の間のキャンプかロッジに泊まらないと見られません。
日の入り時間に対してゲート1が閉まるのが早いので、出られなくなっちゃいます(そもそも、夜は宿泊予約者以外は入れてくれないはず)
朝日も一番乗りで行きたい&確実に見たいなら、やはりゲート1とゲート2の間のキャンプかロッジに泊まりましょう。外に泊まっている場合は、ゲート1のオープンがゲート2よりも遅い可能性があるので、出遅れます。
口コミには「ゲート1の前に行列!係員は時間通りに来なくて朝日を見逃した」と書いてあった。
私たちは、ゲート1とゲート2の間にある「セスリム・オシャーナ・キャンプ場」に泊まっていたので、翌朝は「ゲート2」の前からスタートです。
キャンプ場やロッジ利用者しかいないので、ライバルはガイド付きシャトルバスのツアー車1台と他のキャンプ個人ゲスト2台のみ。
(何と勝負?)
15分遅れで、お姉さんがゲートを手動で開けに来てさっそくGO!!
その後、ガイド付きシャトルバスのツアー車は、次々と後ろから来た車を抜かさせてあげていて「?」と思っていたのですが、のちに理由が発覚。
まずは、デューネ45を左に見ながらビッグダディとデッドフレイを目指します(ここでの朝日が目的なのでね)
最初のパーキングであり、シャトルバスの駐車場にもなっている、Sossusvlei 2WD Parkingに到着。冒険者たちは、迷うことなくそこから先も自家用車(4DWレンタカー)で突き進む。
私たちも「行っちゃおう!!」と進む。
が!
早々にスタック(笑)
「やったな」
「やったね」
「やはり」
とつぶやきながら、車を降りて這いつくばってタイヤの周りの砂をかき出す。サラサラすぎて意味無いけど…
で、登場するのがさっき抜かさせてくれた「ガイド付きシャトルバスのツアー車」のガイドさん。
颯爽と現れて助けてくれた。
5,000円で。
かなり高い。
慣れた感じで「あはは~5,000円で助けてあげるけど?」と近づいてきた。他にも彼が抜かさせた車が1台スタックしていたので、ものの10分で1万も稼いだことになる。
※ただ、その後は何も無かったのでシャトルバスに乗るよりトータル的に安く済んだ。
気を取り直して進む。
最後の駐車場まで来たら、車は自家用車もシャトルバスもここまでしか入れない。ビッグダディやデッドフレイを求める人たちが一斉に、砂丘へ向かって歩く。
砂丘は、凄かった。
そして、歩くのが大変過ぎて辛かった。
BさんとCさんは新婚カップル。
ナミビア旅行へ行くことが決まった後に「実は、結婚するんすよ!もうすぐ。えへへ」と聞く。
で、偶然にも
結婚式とかのカメラマンもやっている私と、前職&現在の副業が結婚式関係のA。これは、撮るしかないのでは?となった。
と言うことで、美しい写真をお楽しみください。
マガジンの表紙風にしました。
どうですか?
素敵でしょう。
どうですか?
素敵でしょう。
どうですか?
素敵でしょう。
どうd
裏舞台もちょっと見せておきます。
「数枚だけでも、ちょっと撮ってもらえたら嬉しいね(^^)」
と、言っていた新郎新婦。しかしプロ2人もいたら、そりゃ「ちょっと撮る」は無理だ。全力、注いじゃいましたよ。
しきりに感謝してくれたけど
私がお礼を言いたいよ。
だって二人のおかげで「ナミビアでウエディングロケフォトを撮ったことがあるカメラマン」に、なれたんだからね。
経験は何にも代えられない宝である。
と言うことで、ビッグダディとデッドフレイで遊んだ後は、ちょっと戻って「デューネ45」へ行きました。
撮影で全力を出し過ぎたので、私たち女性陣は下で休憩。
元気なおじさん二人が砂山を駆け上がっていく。それを、マスカット食べたり、イタリア人ツアー客と談笑したり、日本大好きおじさんのお腹を見たりして待っていました。
デューネ45の後は、ソリティアへ戻ります。
ここでアップルパイを食すのです。
この後の、ウォルビスベイ(Walvis Bay)までの通り道でもあるからね。ソリティアとは、ガソスタやレストランのある「道の駅」みたいな場所です。
味はパイなのか、クッキーとアップルフィリングなのか不明。美味しかったけど、私には甘すぎた。新婦とシェア。
ソリティアで小休止とガソリン補充をしたら、次の街へ向かいます。ここから海へ向かって、思いっきり北西にかっ飛ばします。
ノンストップでも3時間かかる。街灯ないから、暗くなる前に到着しないといけない!急ぎつつ、3時間のドライブを楽しみつつ。
そんな中、裏テーマとして考えていたミッション「ソリティアでソリティアをやる」ちゃんとクリアしました。
さて、ここから先の景色はこんなです。
地学的な話をすると、ナミビアの地質と地形は、地球の長い歴史の中で形成されてきたもの。ウィントフックから南部へ進むにつれ、変成岩や花崗岩が作り出す面白い形の岩石地形が広がっていました。
更に、内陸(ソリティアとか)からウォルビスベイに向かう途中では、川の跡あって歴史の深さを感じました。プレイストシーン(約260万年前~1万年前)には、ここにも水が流れていたんだと思います。
長い長い年月をかけて、ブルーマウンテンやグランドキャニオンみたいな景色が作られているところもありました。
途中でまた景色が変わり、岩の肌質も全然違うものになってきました。
ここは、クイセブ川(kuiseb river)の跡地で岩肌がギザギザで斜めになっているのは、地層が斜めに押し上げられたり、長年の風化で硬い岩が残り柔らかい岩だけが削られたり、洪水などでさらに地形が鋭くなったのだそう。
ナミビアの壮大な荒野は、ポテンシャルが高すぎて感動が追いつきません。
と言うことで、ウォルビスベイに向かって車を走らせること4時間(寄り道込み)やっとこ街に着きました。
この日の宿はキャンプではなく、Booking.comで予約したここ。
Lagoon Staycation
フラミンゴが来る海辺のすぐそばでした。
着いて早々、男性陣は夕日を見に、また別の砂丘(デューネ7)へダッシュ。
すごく砂が好きな人たちのようだ。
女性陣は、洗濯したり、お茶入れたり、翌日の準備をしたりしながら、のんびりの夜。
20時過ぎてお腹が空いたので、「レストラン行っちゃおうぜ」って思ったけど、門の鍵が無いのと「待っててくれ!!」と切願されたので、待っててあげました。
みんなで夕飯を食べに行って、私は到着2日目にしてもう寿司を食べました。美味しかったです!
翌日は午前中、別行動の予定なので、わたしゃぐっすり眠ります。
ナミビアの広さを思う存分感じた1日でした。
非営利環境活動団体 MORE企画
代表 白井ゆみ(シライユミ)
PADI 公式アンバサダイバー
https://seaoceanbeach2086.wixsite.com/morekikaku
https://www.instagram.com/more_planning_izu/