見出し画像

【全員】ナミビア⓪

コロナの直前のベルギー&イギリス以来、約4年ぶりの海外旅行へ行ってきました。

行先はアフリカのナミビア。ここは日本の国土の2倍以上の広さがあるのに、人口は横浜市より少なく300万人程度しかいません。

Elim Dune

この国は砂の王国で、国土の半分以上が砂でおおわれています。8000万年前に形成された世界最古の砂漠である「ナミブ砂漠」が有名で、ナミブとは現地の人々の言葉で「何もない土地」という意味だそうです。


まさに「何もなかった」

でも「地球の歴史以外、何もなかった」と言うのが正しいですね。

地球の壮大さを感じました。

ちゅーことで
情報も全然ない国ですが、多くの人に行ってほしいので書き記します。

日程:2025年1月14日~23日
人数:4名の車旅で4泊5日
集合:全員現地集合&解散
旅費:全部で30万ほど
携帯:mtc(ナミビアのSIM)
飛行機:フランクフルト経由
航空会社:ルフトハンザ(ANA共同運航)
※自分のだけ書きます

旅行の概要

事前準備

日本×ナミビアご夫婦

まずは、出発前にインスタで知り合ったシヘポさんご夫婦に相談をして、色々とナミビアのことを教えてもらいました。

プラトン・シヘポさん(ナミビア人)
サイコ・シヘポさん(日本人)
※サイコさんとずっとやり取り♪

こちらのご夫婦は、旅行者同士のマッチングを無料でしてくれています(2025年1月現在)

と言うのも
「ナミビアを旅行する旅行者たちは、レンタカー等のシェアをしたい場合が多い。でも情報がないから、間に挟まってあげたいと思っている」とのこと。

私たちは、情報だけちょっと教えてもらえたら嬉しいな… 何なら現地で会えたら嬉しいな…

なんて思ってコンタクトをとったところ、現在は日本に住んでいるとのこと!ご飯を2度ほどご一緒させていただいて、細かく細かく情報GET。

とにかく丁寧に親切に教えてくれる姿勢から、ナミビアへの大きな愛を感じました。

手前左がプラトン・右がサイコさんとお子さん

キャンプ道具等の貸し出しもしているので、ぜひ問い合わせしてみてくださいね。
私たちも今回すべてお借りしました。

Platon & Saiko ナミビア旅行サポーター
https://www.instagram.com/japanamibia/

荷物&注射系

今回はバックパックひとつ(40Lくらい)の荷物で行きました。
・1日分の着替え
・寝巻用ズボン
・ミラーレス、単焦点50㎜
・手ぬぐい3枚
・ノートとペン
・現金(ドル&円)5万
・クレジットカード
・パスポート
・印刷物(予約表・コピー類)
・蚊よけ関係(ほぼ出番なし)

そんでもって、ナミビアは予防注射不要の国なので何も打ちませんでした。マラリアも心配でしたが、結局、首都以外で蚊を見ることは無く(雨期)

マラリアも日本だと即死亡って思うけど、実際は「潜伏期間は5日くらいあって、その後、熱が出ると。で、熱が出ても放っておくと危険だよ」ってことらしい。

にしても、マラリア以外の危険もあるから、虫よけ系は頑張りましょう。リスクは減らして、体調も万全で旅行をしたいですからね。


さっそく出発

今回、全員現地集合現地解散。

1人は、エチオピアやらケニアをまわって、ナミビアへ。1人は、ケニアやら南アフリカをまわって、ナミビアへ。1人は、南アフリカからのナミビアへ。

あたくしは、ドイツ経由でナミビアへ。

まずは、羽田からルフトハンザ航空でドイツのフランクフルトへ向かいます。

片道14時間の長旅で、腰に爆弾を抱えている私は、清水の舞台から飛び降りる感じでビジネスクラスにアップグレードしました。

と言うのも「飛行機が満席だから、ちょっと安くしてるよ。どう?」と羽田で言われたので、申し込んでしまったわけ。
(通常25万円が8万円になった)

結果、快適すぎて
「エコノミーって何?修行?クスッ(笑)」
みたいな気分。

おしゃれランチ

むかーし
ビジネスファーストに乗ったことがあるのですが、その時「う、ウエルカムドリンクだと…⁉」となりました。

今回も同じように感動し「シャンパンください!」と元を取りまくり。

せっかくフルフラットになるのに、寝るのがもったいなくてずっと起きていました。
(ワインも全味制覇して、好きでもないのにスイーツももらった)

北極圏を通っていくルート


しかし
この後、ドイツ・フランクフルトからナミビアの首都空港(Hosea Kutako International Airport)へ行くのはエコノミー。

しかも、この時乗ったDiscoveryって航空会社(ルフトハンザのグループ)が狭い!LCCですか?ドリンクは大半が有料。

めちゃくちゃ狭い&お隣に大柄の女性がギッチギチに乗っている状況。

これで10時間。

地獄だ・・・と思いましたが、さっきまでの天国の思い出を胸になんとか乗り越えました。


ナミビア到着


命からがらナミビアの空港に到着し、飛行機から歩いて建物の中へ。その後は、入国書類に記載しつつ列に並び、入国手続き。

歩いて建物へ

荷物が出て来るベルトコンベア。私は、プライオリティなのでおろしておいてくれた。

頬り投げられてたけど、すっごい親切~!
ははは

プライオリティとは…?

その後は、最後のセキュリティゲートを通過してやっと出られた。

携帯電話について

■携帯■
私は入国後(ロビー出てから)SIMカードを買いましたが、このセキュリティゲートの手前にもあるので、そこで買った方が良いと思います。

飛行機から建物入館
 ↓
入国手続き
 ↓
荷物受取り(SIM買える)
 ↓
セキュリティゲート
 ↓
待合ロビー(SIM買える)※行列

SIMはこちら。

ナミビアの携帯はmic

店頭でSIMの入れ替えも全部やってくれます(だから時間がかかる)プランは滞在期間に合わせて購入してください。

無料通話とかもついてる

私は「7GB、有効期限7日間」にしました。
※写真上真ん中のプランで、850円くらい

途中でGBが足りなくなったら、色々なところで売っているので買い足しOK。ただ、SNS投稿など気にせずやっていましたが、一週間経っても3GBも使用していませんでした(街と街の間は圏外だしね)

買い方は自分の携帯を持って、カウンターへ行き「これ買いたい」と好きなプランを指させば、携帯受け取って全部やってくれます。

最初にSIMのカード自体をN$20.00で買って、その後にプランを入れてもらう感じです(全部やってくれる)よって、初回はN$20.00+N$100.00(7GB)を払うわけです。


レンタカーについて

日本でネットから、QeeQ.comを通してHertzを予約しました。

しかし、QeeQ側で最大の保険に入りましたが、なんと空港のHertzで20万越えのデポジットを取られました(カード))

■ポイント■
ドライバーの追加はいつでも可能。先に着いていた友人たちが14日に空港で車を借りて、15日私が到着したタイミングで空港の窓口で手続きできた。

合流後いざ街中へ

待っていてくれた3人。Enjoi(笑)

プラカード持って、待っていてもらうって嬉しいもんですね!ツアーに参加することがなく、出迎えられた記憶がほぼ無い私。

毎回、現地の空港に着いてからの最初の難関は、宿や街中へ行くこと。

それが、今回は車付きで出迎えてもらったので安心感と楽さが半端ない。

長旅の疲れも吹っ飛びます。

空港出てすぐの景色

車に乗り込んで、さっそくキャンプ道具を貸してくださるプラトンのご家族の元へ(事前に、従妹さんとwhatsappで繋げてもらっていた)

行く先は、空港から40分ほどの市内にある「Open Market」です。従妹さんたちは、ここでお店を出しているので訪ねます。

なかなかな場所にあるマーケット
勝手に写真に入り、金を請求するスタイルの彼
全部、牛肉

ナミビアでは、野生の生き物を何でも食べるらしい(キリンやゾウも)この市場でも珍しい肉があるかと思ったが、全部牛肉だった。

■ポイント■
車を置く時は、警備員のベスト来ている人に「look after my car(車見てて)」と伝えておかないと、車上荒らしにあう。帰って来たらお礼と100円~200円渡す。

ご挨拶後は、お家まで移動してBBQセットやテント、マットレス、毛布、食器類、クーラーボックスなどなど一式をお借りして記念撮影。

「気をつけてね~!」と見送ってもらい、薬局でマラリアの薬とBBQの買い出しに出発!

後ろがプラトンのご親戚

まずは、Namib Pharmacy でマラリア薬を購入。お姉さんに写真を見せたら持って来てくれました。(1人分が250円くらい)

~飲み方は簡単~
①翌日の朝、最初に5粒食べる
②10分間待って残りを食べる
※水じゃなくて、ラムネみたいに噛む

薬剤師さんいわく「とりあえず、体調が悪くなったら病院へ行って、マラリアの血液チェックをしてくれと頼みなさい。すぐ治療をしてくれるから、大丈夫だよ!」とのこと。

ラムネみたいな薬

このラムネ…

じゃなかった薬は、家庭薬レベルのようですが無いよりましかと思って買いました。

翌朝はしっかり忘れずに服薬しましたよ。
(ただ、そもそも首都のウィントフック以外で蚊を見かけませんでした)

そんでもって、ウィントフックを出る前に買い出し。

広ーいスーパー

■買い物■
買った物は、BBQ用の肉、5Lの水3本、アルミホイル、パン、ハム、チーズ、ケチャップ、フルーツ、お酒、着火剤、マッチ、炭(今回はもらった)、食器洗い洗剤(スポンジは持参)です。

引っ越しバイトの経験者が詰め込む

4人分の寝具やテント、バッグが入ったらトランクはパンパン。ちなみに、このタイプのトランクは砂が入ります。この後、キャンプ場についてトランクを開けたら砂だらけでした。

レジャーシート(私は、ゴリラシートを持参)があると良いと思います。


と言うことで、今回のルートがこちら。
赤いピンがウィントフックの街中で、そこから下に移動しました。

全ルート1,375㎞

■ルート■
1月15日の午後2時ごろに街中を出発。
1月18日の午後8時ごろにウィントフックに戻る。
※内キャンプ2泊、ゲストハウス2泊

詳しい情報は、次の記事から書きたいと思います。色々と警察にたかられたり、地元人の罠にはまったり、大変でした。

それでも
ずっと飽きることのない景色と、たまに出て来る自然動物(猿、イノシシ、ダチョウなど)のおかげでテンションは、ずーっとハイ。

次の記事はこちら

まだまだ続くよ。


非営利環境活動団体 MORE企画
代表 白井ゆみ(シライユミ)
PADI 公式アンバサダイバー
https://seaoceanbeach2086.wixsite.com/morekikaku
https://www.instagram.com/more_planning_izu/




いいなと思ったら応援しよう!