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071.何を発明したいですか?【3月11日】

A. ライフストーリーでつなぐ戦争の記憶

以前の質問で、似たようなことを書きました。

じゃあ、この記事にも書いた「新しい戦争体験継承のかたち」って何?

わたしの考えるかたちのひとつは、「ライフストーリー」を取り入れて語るという方法です。

戦争体験者本人が語らない場合、オーディエンスにとってはさらに「他人事」感が増すのではないかと思います。
体験者本人には、その言葉に重みと熱量があるから。

戦後世代の語り継ぎ手のわたしは、戦争体験者とオーディエンスの「橋渡し役」となるべきかなと思っています。

「戦争体験者である祖父=わたし=オーディエンス」
「=」の部分を、わたしが上手くつなぐことで、
「戦争体験者=オーディエンス」にもなり得るのではないか?

祖父の戦争体験だけを切り取りフォーカスを当てるのではなく、あくまでも戦争体験は祖父の人生(ライフストーリー)の一部だったという描き方。
家族として一緒に暮らしていた祖父とわたし、という人生と人生の接点。
いち会社員であり、いち母親であり妻であり、いち女性であり、いち人間であるわたしと、似たような肩書にあるオーディエンスの皆さんとの接点。

共感ポイントをちりばめることで、
人と人、心と心のつながりを大切に、語り継いでいきたいです。


今日もお読みいただき、ありがとうございます。

マツダミヒロ著『1日1問 答えるだけで 理想の自分になれる 365日の質問』を基に、毎日の質問に答えるnoteです。


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かくたりさ
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