ラーメン屋と道端のおじさん

大学が午前で終わったため、ラーメンを食べに行った。

初めて行くところだったが、店員さんの対応がとても丁寧で、車椅子でもほぼ不自由なくチャーシュー麺大盛りと半炒飯を食べることができた。

しかしいつも思うけど、チャーシュー麺って食べてる途中でチャーシューこんなにいらんなと思う。学ばない。半チャーハンもいつも思ったより多いし。

店員さんは色々してくれたが、なにより嬉しいのは対応の仕方。笑顔で「いつでも呼んでくださいね〜」と言ってくれた。頼みやすい。好きになりそう。


そんなこんなで満腹大満足で帰ろうとしたら、携帯を車椅子のネットに落とした。ラブコメのヒロイン並みのドジっ子ぶり。「あーもう私のばかばか!」と思いながら、近くのベンチで本を読んでたおじいちゃんがいたので、そこへ車椅子を動かす。展開が全然ラブコメじゃない。

「すいませーん」とおじいちゃんに声をかけたら、最初は驚いていたが快く応じてくれた。そしてなんだか少し嬉しそうだった。

こういう助けてもらうときは、なるべく相手に気持ち良くなってもらうようにする。「ほんっと助かりました!」とか言う。もちろん本心。ありがたい。

ラーメン屋の店員さんと本を読んでたおじいちゃんありがとう。感謝感謝。

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