面接が怖い

近日中に面接の予定があるので、面接練習をしてもらっている。
正直、課題点だらけでどうにもならない。 

「何を伝えたいのか、伝わってこない」

開口一番、そんな言葉を練習相手に投げかけられた。
自分でも話している途中で何を言いたいのか、わからなくなってしまう。
着地点が設定できず、最後は墜落するのがお決まりだ。

結論ファーストの話し方ができれば一番いいのだが、なかなか身につかない。
ただ機嫌を損ねないように会話をすることしかできない。
それに囚われるせいでマトモに回答できないのかもしれない。

沈黙の間が怖い

面接だけに限らず、会話には無言の瞬間がつきものだ。
ただ、それが何よりも怖いのだ。

「あぁ、何かまずい事言ったかな」
「機嫌を悪くさせたかな」

そんなとりとめもない考えがぐるぐるぐるぐる。
不安を動力にしたメリーゴーランドが、その瞬間から回り始める。

うまく言わなくていいのなら、何を目指せば?

どうしても会話を取り繕おうとする私に、面接官役の方からアドバイスをもらった。

「うまく言おうとしなくていい」

言われた次の面接練習では、それを意識して取り組んだ。

しかし、始まるとまた取り繕うことに意識が向かってしまった。
うまく言わなくていいのなら、何を目指せばいいのか、目標がわからなくなってしまった。

自分はなんなのか

HSPと呼ばれる性質を持った人間なのか。
ただの甘えた怠惰な人間なのか。
はたまた頭がイカれた人間なのか。

周りが当たり前にできている、そんなことができないのがもどかしい。
もう齢二十六。
結婚する友人もチラホラいる。
私は一体何をしているのだろう。

唯一の成功した面接

今思えば新卒採用の面接も、ある法人の一次の一回しか受かったことないんだよね。
そこの面接官のオジサマ。すごくニコニコして頷いてくれ、一生懸命に話を引き出そうとしてくれたのを今でも思い出す。
その時だけだろう。そこそこ納得がいく面接になったのは。
二次面接では仏頂面のオヤジに気圧されて落ちたけどね。
将来、何かの間違いで面接官をやることになったならば、そのオジサマのようになりたい。

終わりに

結論ファーストにしなきゃって冒頭らへんに書いたが、やっぱり脱線しましたね。
そもそも面接への恐怖心に結論が存在するんですかね。
内容を伝えるのが面接での会話の目的なんでしょう。本来は。
自己解決しましたね。

でもどうやったら内容が伝わるのだろうか? 
前言撤回、解決してないですね。
そもそも自分で何を言おうとしたいのかわかってないのが根本的な問題です。

ただの愚痴を吐き出したい。
明確なのは、それだけですね。


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