見出し画像

INFJ私、猫に助けられる。


今回の記事はもしかしたらINFJの方に参考にならないものになるかも知れない。
ただの猫好きアラフォー独身の戯言と認識されるかも知れない。
そんな記事でもかまわない人に読んでもらえれば。


その昔、私は鬱病でした。
まず、高校の時の部活顧問によるパワハラモラハラからくる拒食症。カロリーメイト一口でも口にしようものなら猛烈な吐き気に襲われる。
拒食症のまま大学生になり真夏の8月には体重32キロになり退学し、病院にかつぎこまれて急死に一生を得る。あまりに体力がゴッソリ奪われていたので、歩行困難で階段の登り下りが出来なかった事をまだ覚えてる。

その後に発症したパニック障害。喜怒哀楽の喜も楽も分からなくなった。怒りのやり場が分からない。部活の顧問を恨んで殺してやりたかった。なんで私がこんな目に!?私何かした!?
首吊りを計画したものの、怖くて断念。
とにかくお金が欲しかったので、派遣で好きな時に仕事行く生活スタイルを始め
なんか知らんけど徐々にご飯が食べられるようになった。多分「なんでご飯すら食べれないんだ!」と自問自答する暇がなくなったのが功を奏したんだと思う。働く事で気が紛れたというか。

やがて、派遣の仕事場にて「いやがらせ」が始まり 会社から帰宅しては夜な夜な泣きわめく毎日を過ごす。嗚咽するまで泣く。
また鬱がぶり返し、歯磨き洗顔、入浴が困難になる。←平日は仕事なので死に物狂いでこなしていた。土日は 出来なかった。

いよいよ私は社会のはみ出し者。出来るだけ早く死にたい。泡になって消えてしまいたい。

そう思う毎日に一筋の光が射し込んだ。
両親が一匹の猫を我が家に迎えいれた。

ずっと臥せっていた私にふてぶてしく
「さあ、ご飯をよこしなさい」
「さあ、お膝を貸しなさい」
「さあ、一緒に寝ましょう」とネコ語で話しかけてくる。
ほんとは泣きすぎて頭痛いのに。生きていたくないのに。生きてるだけで申し訳ない恥ずかしいだけの人間に頼み事してくる。
自分の事大嫌いで早いこと人生の終わりを迎えたいと懇願してる私でも自然とニャンコの相手をしたくなる。
そんな可愛らしい顔向けられたら自然と顔も体もゆるむんよ。

思い返せば私はこの日から生まれ変わったのだ。
いや、ニャンコに生き返るチャンスをいただいたのだ。

何も出来ないクズ人間でも猫にご飯あげて気持ちよくなっていただける。
役に立ってるかも、私
こんな自己肯定感というか満足感というか、とにかく私は自信がほしかった 
ということに気づかせてくれた。

「そんな暗い顔してないで、早く撫でなさいよ」てニャーって言われたらイヤでも意識が外に向くわよ。

ありがとうミーコ。

16年間ありがとう。幸せでした。

ミーコのおかげだよ、楽になれたの。
鬱で鉛のように重かった体がほんとに軽くなったの。
早く毛皮変えて戻ってくるんだよ。

いいなと思ったら応援しよう!