PTA役員を引き受けて自分の人生も楽しむ
今年もPTA役員を引き受けた。
今年から役員の選び方が変わった。〇〇部やりたい人!という感じで、全校一斉にアンケートフォームから入力する。3択で「やりたい人」、「誰もいなければやってもいい人」、「やりたくない人」からチョイス。
2回目のアンケートフォームで広報部「やりたい人」にチェックする。(1回目はワタシの弱気がでました、誰かやってくれるだろうと。)
最初の役員会に顔を出すと、結局全学年1人ずついる。部長は最初に決まっているので(三役から直々に声がかかる)、部員は気楽に好きな特集や記事など自由に考えられる。知らない人ばかりで、上とかしたとか先生とかあまり考えずに話すことができる。
それまでは各学年、役員を最初の懇談会で選出しなければならなかった。懇談会に出席するともれなく、担任の先生と「誰かやってもらえる人いませんか」とにらめっこ。
あの無言で探り合いの時間がしんどい。時間が長く感じ、手に汗握る。心臓の音が聞こえだし、耐えられずに手を挙げるときもあった。他のお母さんも同じプレッシャーと闘っていたのか、懇談会に出席する親は減っていく一方だった。
今年のPTAの選出方法で、自由度は上がるし、たぶん毎年のノルマ(1年から6年までに1回は役を引き受ける)みたいな暗黙のルールがなくなっていく気はする…
PTAを自分から引き受けることで、ワタシが思ったいい点は
・純粋に楽しめる
・スキルが身につく
・子どものことを知ってもらえる
…
都会の子だとこれにさらにプラスで中学お受験に有利だとかついてくると思う。
純粋に楽しめる
書くことは好きなので、取材や記事作りが純粋に楽しい。上手い下手、商売っ気は最初からないので、損得考えずに好きなことができ楽しめる。特に仕事や友達関係に煮詰まっているとき目先が変わって、新たな考え方もできる。
スキルが身につく
キャンバや、PDFなど関係のない仕事に就いていれば一生触れないであろうスキルをイヤでも自分で学ぶきっかけになる。知らない人としゃべることが苦手なら、しゃべる練習にもなる。失敗しても、同じ学年じゃないしいいじゃん…と新しいことや話し方を身につけるチャンス。
子どものことを知ってもらえる
同じ部の学年の違うお母さんや担任ではない担当の先生に子どもの名前を覚えてもらえる。お姉ちゃんの時は転校生だったので、特にみんなに知ってもらうことでみんなに見守ってもらえる、一番は自分の自己満足的安心感の材料になった。
PTAでお悩みのお母さん。
世間の決まりごとはすぐには変えられないので、まずは自分の中での考え方をちょっとだけ変えてみてはいかがでしょうか。
まずは役の中でも、自分にできそうなもの、または興味があるものを探してみて。お金にはならないし、時間は取られるけど、確実に経験にはなります。子どもが大きくなったとき、子どもだけでなく自分の学校に関する思い出も、もれなくついてきます。自分の人生も少しでも楽しめるように…