ワタシ、30下げたから今日飲み会行けます
何の値ですか?
つい1週間前に話したのに、今日一緒に飲みに行く同僚忘れている。
この間いつもの薬をもらいに病院を受診。待合にある無機質な自動血圧計で未だにビニールを腕に被せて測るのだが、その日今までの最高記録をたたき出した。こんな値初めてだ。それにしたって高すぎる。値にショックを受け、それまでの自分の生活を省みる。
娘が進学し、離れた寂しさから、自暴自棄に夫婦で陥り、夫もワタシも5キロ増量。酒につまみに大荒れの1年を送った。その後、生活の乱れに、はたと気付き反省。反省だけならサルでもできる。反省のみの大して変わらない生活を送っていた。…サル以下だ。
今回の血圧の値を直視し、これはやばいと。そこから禁酒…残念。できずに減酒に踏み切った。同じく夫も「一人で飲んでも楽しくないから」と同じ生活に。他にも、減塩(気持ちいくばくか)、ウォーキング(仕事の日の週に3回)をしばらく自分に課した。
朝マイナス七度とかの寒さの中、そもそも血圧が高い人がブラブラと歩くのもどうかと思われるが、会社に通うのに歩くようにしたら、ある程度のスピードで必ず行き帰り歩くことになる。
この寒さの中、外で倒れたらそれこそ終わりだ。なるべく人の多い道を選んで歩いた。いざ使用するのはワタシではないがAEDの場所も把握している。きれいな下着も着けている。しかし残念ながら、寒いので人通りも少ない。帰りはまだ学校帰りの子ども達がいてくれる。誰か倒れてますと、大人を呼びに行ってくれるだけでもありがたい。そのため普段から皆にあいさつをして、ワタシ危害を加える変なおばさんじゃなくて、ちゃんとした近所の変なおばさんなんだよとアピールしておいた。アピールの効果は残念ながら、実際に倒れてみるしかないけれど…
会社の人にも「歩いて下がりますか」とやはり鋭いところを突いてきた。おそらく歩いただけでは下がらない。歩いて、継続して、やせて、それから血圧が下がるかもしれないが、こればかりは自分の体で試してみないことにはわからない。ワタシに尋ねてきた同僚もまわりも皆低血圧らしく、その後浅野温子みたいなけだるい会話が続いたため、ワタシの話を挟む余地はなくなり、そのままフェードアウト。
というわけで、今日は今月第一回目の忘年会。朝出社して一番に血圧を測ると、MAXの値よりは30下がっていた。すべて同時進行でやるから、どれが効果があったのか結局全然わからない。実験するなら、ちゃんとデータを残せば良かった。
こんな「値が悪くなったら生活を改める」みたいな生活がこの先いいわけない。もっとちゃんと考えないと。
ワタシ、30下げたから今日飲み会いけます。
皆さんもお仕事の忙しさから体調管理に充分お気をつけて。お互い笑えない忘年会にならないように…