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【酔いどれおばさん】リーダーシップの旅〜見えないものを見る〜を読んだんだけど…

珍しく読書をした。
それというのも、妹の家に行ったとき、甥っ子の本棚にあった本がこれだった。甥っ子はさすがに読まねーな。
やっぱり義理の弟が読んだものだった。

〇〇くん、リーダーになるの?
ー部下、いないんだから今んところ必要ないよ

って結局断捨離中の妹に持たされた。行く先が姉妹の家ならほぼ断舎ってないように思うが…

リーダーなんてワタシの対極にある生き物。ワタシも必要ないよ、と思いつつ旅行の思い出とともになぜか一緒に持ち帰ってきた。


誰を想像しながら読んだ

もちろんワタシではなく、友だちの子ども食堂の代表のKちゃん。
Kちゃんは、MBTI診断やったらタイプは主人公。典型的リーダー。
しかし今Kちゃん、やる気をなくして元気がない。Kちゃんにこそあてはまる!と思いながら読み進めることに…

誰が書いたか

この本は野田智義さんと、金井壽宏さんのお二人で書かれている、共著。

野田さんは経営学の研究者。
NPO法人ISL、リーダーシップの塾の主宰者。実践派。
研究者時代は戦略経営論で「プロセス」に研究の主眼を置く。

一方金井さんは、20代からリーダーシップ研究。
特にミドルと呼ばれる人たちのリーダーシップを研究対象とされており、「組織行動論」を学んでおられる。その中の3大トピックに、モチベーション、キャリア、リーダーシップがあり、リーダーシップは要であると。


ここで言うリーダーシップとは

リーダーシップはそれぞれ生き方の問題であり、一人一人の人間が自分自身の人生に発見するもの。リーダーは「結果としてなる」ものである。リーダーはなろうと思ってリーダーになるのではなく、行動の積み重ねの結果リーダーに、なる。

…とやることなすこと反面教師のワタシにはふむふむと思うしかないが、Kちゃんにとったらどうだろう。やりたいという気持ちがむずむすと湧いてきてそれに賛同する人たちが集まって、気づいたらリーダーになっていた。今はちょっと疲れてしまっているけど、彼女のリーダーシップに賛同した仲間が、帰りを待っている。


どんな人に向けた本か


自分自身が何かを実現したい、「見えないものを」見たい。そのために行動したいと漠然とでも思ってる人にとっては何かを得ることができる。
さらには、「リーダーシップと言われても興味がわかないし、ワクワクしないんだよな」と感じている人こそお役に立てると思う。


あら、ワタシに向けて言われてるような…でもワタシはKちゃんを応援する側に回りたい。Kちゃんの苦難の旅にお供する、それこそ桃太郎で言うところの、犬や猿で全然構わない。全ての人がリーダーシップを取らなくても、リーダーシップを取る人を応援することなら、「その他おおぜい役」のワタシでもリーダーシップ以外の人でもできるんじゃないかな。

余談だが、だから今度、Kちゃんの崇拝する人のお話会を一緒に聞きに行かないかと誘われ行くことにした。それはKちゃんの崇拝する人を見たいのではなく、崇拝する人とKちゃんがやり取りする様子をみたいと思ったからだ。

リーダーが思い悩む姿も焼き付けたいと…
変態かな笑
今日は呑んでなかった笑シラフでマジメに考えてた笑笑リーダーシップに悩む人もリーダーについていく人も必見。(最後これで良いのか?!)






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