【Episode0-㉖】 離婚に至った真相 ! 決心させたのは、未来への保証ではなく辛い現実(後半)
50代で幸せな再婚をするまでの
シングルマザーのストーリー
〜結婚時代編~
二級建築士の二次試験に落ちた年末、
相当な落ち込みから抜け出せずにいました。
落ち込みの根源は試験勉強を頑張ったのに
不合格であったことではなく、
国家資格を取れなかったため、
この先の未来が真っ暗に思えたからです。
思えば結婚前に時間とお金とエネルギーをかけた行政書士の試験も、二次試験の論文で落ちてしまいました。
“あぁ私はどんなに頑張っても国家資格は手に入らないんだ”
“何者にもはなれないんだ”
そう思うと生きていることが本当に辛くてたまらなくなりました。
手を抜いたり、面倒くさがったりした結果ならまだマシです。
もっと頑張れば未来は変わるという希望が持てます。
でもこの時の私はやり抜いた上に運にも見放され、そして人生からも見放された惨めな気持ちでいっぱいでした。
牛乳配達をする自分を惨めだと感じたことはありませんでした。
必要だからやる、昼間は働けないから夜明けに働いているだけ、それだけでした。
だけど今回の結果は、人生にNOを突きつけられているとしか当時の私には思えませんでした。
そして年が明けても落ち込みから抜け出せない私に追い打ちをかけてきたのは夫でした。人生に家庭に真摯に向き合うパワーがないことにはもう慣れていましたが(ただそんな人が自分の夫である事実は絶対的に嫌でしたが)私に家を出ようと決断させる行動があったのです。
この頃もう夫に少し触られるだけで鳥肌がたち、できるだけそうならないよう忙しい・疲れたアピールをしていました。
(実際夫より忙しく疲れていました)
そんな中ある夜、牛乳配達のために午前3時に起きなければならない私に対して不満をぶつけてきたあげく、行為に至ったのです。
もうここにはいられない!
3人で頑張っても仕方ない!
娘と2人で頑張っていこう!
私の意識も身体も、もう現状維持は絶対に受け入れられない状態まで一気に変容しました。
そしてこの日から、私と相容れない夫と義母と、離婚に向けての戦いの日々が始まりました。
次回:もう離婚しかないのに何故話し合う必要があるのか?
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