【Episode0-㉔】 決心のつかない私、辛い現実が後押しをする
50代で幸せな再婚をするまでの
シングルマザーのストーリー
〜結婚時代編~
二級建築士の勉強が始まり娘も2歳の誕生日を迎えました。
歌詞を一言一句間違えずに歌えるのに、まだ言葉が殆ど出てきません。
2歳児検診では専門の方に診てもらうことになり保健所へ。
結果的には様子見になったのですが幼稚園選びは“人数が少くて子供全員に目が届くような所がいい”とアドバイスをいただきました。
夫の通信制の勉強は課題の提出以外に、病院や施設での実習が定期的にありました。
これはさすがに私が変わりに行くわけにはいかないので、土日の2日間維持期の病院で夫自身が介護のお手伝いをして実習をこなした初回、衝撃の感想を聞くことになりました。
「俺この仕事向いてないと思う」
期待はしない私にはなっていましたが、
やっぱり夫には未来を変える力も意思もないんだなぁと実感しました。
それは愛の足りなさとも受け取れ、
家族でいることに寂しさを感じました。
実際は社会福祉士の資格を取ると介護ではなく相談員になったりするのですが、基本的に介護職に理解がなければ務まりません。
単調で責任の少い仕事を続ける人生を選ぶ(選ぶことしかできない)人が
自分の夫であることが、心から嫌だ!
と思いました。
資格を取り経済的に自立して離婚したいと思っていましたが、実際の生活は贅沢はできないまでも成り立っていたため急を要してはいませんでした。
ジムでストレス発散、土地柄良い人間関係にも恵まれ、資格勉強や牛乳配達も頑張ってる…と今の自分を肯定することが出来ていたのも要因です。
現状バイアスもあり、そんな日々をズルズルと続けていた私では、たとえ未来への保証があっても、離婚を決心できないと分かりかけていました。
それでも日々の中、この人が自分の夫であることが嫌!そう強く思うようになってくると
この現実を終わらせたい!
そう思わせる辛い現実がこの後も続きました。引き寄せの法則と言う言葉も知らない時期でしたが、人は本気で望むとその方向へ強制的に向かわせる出来事が起こることをこの時学びました。
次回:離婚を決心させたのは、未来への保証ではなく辛い現実
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