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【Episode0-㉓】懲りない私は次の資格取得を目指す

50代で幸せな結婚をするまでの
シングルマザーのストーリー
〜結婚時代編~

牛乳配達・在宅の仕事・家事育児・ジム・資格試験勉強と寝る暇もなかった2002年。
年が明け資格試験勉強は終わっていました。この年娘は2月に2歳になります。
親子で水曜、公民館に集まる有志の会には通い続けていました。
娘はこの時期にも殆ど言葉が出ず、そのことは心配ではありましたが、性格的には物怖じせず輪の中に入っていけていたので楽しく過ごせていました。

会のお母さん達は私の現況も理解してくれていて、水曜は牛乳配達の後のため
「寝てていいよ」
とよく言ってくれていました。

場所柄皆さん経済的に余裕のある親子さんだったため、ブランド品の子供服をお下がりでいただいたりしてとても助かっていました。

この頃夫は週5の配達のアルバイトをしながら、通信制の大学で社会福祉士の資格取得を目指していた…のですが、宅建の時と同じで全く勉強する様子は皆無。
まだリモート授業などありませんでしたから、紙の提出物を送る課題が多くあり、これも私が制作していました。

既に夫への期待はなく
他人は変えられない
と学んでいたので言い争いはほぼ無くなっていました。
無くなっていたのは期待だけではなく愛情も

この頃はもう夫とはただ情だけで
繋がっていました。

そんな状況下で、自分自身は変わっていける手応えを資格取得で感じていた私は
二級建築士の勉強を始めたのです。
これまでの試験には受験資格はなかったのですが、二級建築士には建築学科卒か実務経験が必要です。
通っていたインテリアコーディネーターの学校に二級建築士の授業もあり気になっていましたが、諦めていました。

しかし学校からインテリアコーディネーター合格者に案内があり、実務経験は実際に働いていなくても大丈夫な旨が記載されており私は懲りずにまた勉強を始めたのです。

ただこれを最後にしようという思いはありました。
何故なら二級建築士は
これまでの試験と違い国家資格
だったからです。

国家資格であれば必ず何処かに就職できる…その先には…。
こうして始まった新たな年は
私の人生の大転換期になりました。

次回:決心のつかない私、辛い現実に後押しされる


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