うどん日記 11月号(夜中の『だいじょうぶだぁ』)
うどん日記とは:川上弘美の『東京日記』のオマージュ。つまり何パーセントかはフィクションです。ちなみに『今日のごはん』は太田垣晴子さんの『きょうのごはん』からタイトル引用。『雑文集』は村上春樹さんからお借りした。
11月某日
今日は通院日なので、街に行く。膠原病と腎臓病と高血圧を診てもらう(過敏性腸症候群は自己診断なので治療は受けていない)昨日、母に「明日はシチューを作るから、なんかシチューに入れたいもの買っといて」と、言ってあった。サツマイモとカボチャがあったので、それでシチューを作ってから出かけることにした。ところが冷蔵庫に豆腐と麻婆豆腐の素が並べてある。また、豆腐が食べたいのだろう。私は最近、永平寺の修行僧みたいに豆腐ばかり食べている。
ところで私は麻婆豆腐は、素を使わない。と、いうのも高河ゆん様のnoteにエビチリのレシピがあったので作りたくなり、禁断の豆板醤を買ってしまった。豆板醤には手を出さないとこうと、思っていたのに(そうじゃないと調味料が際限なく増える)でも、買ってしまったので、これから麻婆豆腐も麻婆茄子も、がゆん様のエビチリも、レミちゃんの海鮮ビビンバも作れることになった。
豆腐は無視してシチューを作った。ところで麻婆豆腐には、甜麺醤を用意する必要はないよ。代わりに普通のお味噌で良い(赤か合わせだと思うけど)
ちょっと早目に出て、ユニクロに行った。ブラトップを2枚買ったが、ユニクロも高くなったなぁ。でも、モノはいいからね。
その後、ゲンちゃんとこ(猪熊弦一郎現代美術館)に行って写真を撮った(その日は休館日だった)でも叔父(建築士)が「建物の写真は難しい」と言うので、ここに上げるのはやめた。地下駐車場から地上に出る階段の写真にします(『ゲンちゃんとこ』の写真)その後、他の写真もビミョーなやつは変更した(フォトコンに出したやつとか)
ゲンちゃんとこの後、丸亀駅も撮ろうとして、蹴つまずき、その拍子にオナラが出てしまった。その場にいた10人くらいに聞かれてしまった。
その後、病院へ。今は高血圧の薬しかもらっていない(他の病気は安定している)混んでたけど、割と早く呼ばれた。血圧は上が136の下が70だった。上が下がって、下が上がっている。これは高血圧と動脈硬化の両方が良くなっているということだ。先生は「ちょうどいいですね」と言う。
そのあと、ゆめタウンに行って、立体駐車場から外の写真を撮った(今回の写真)
紀伊國屋書店に寄る。壇蜜さんと西原理恵子さんの本を買った。本も高くなったなぁ。
壇蜜さんは(YouTubeの情報だと)ご病気なんだそうだ。清野とおるさんとご結婚されたのが、つい最近のことのような気がする。清野さんのマンガもよく読むが、面白い視点を持った方だと思う。マンガの中で、相手の話を全く聞いていない風なのがウケる。テレビでお見かけすると、マスクをされてるけど、結構イケメンのように思う。壇蜜さん、お大事に(もちろん壇蜜さんも頭が良い方なので、お似合いだ)
サイバラさんのマンガは、私が利用しているコミックサイトにない。マンガはほとんど電子にしてしまった。家に置いておけないので(しかし、電子にしてしまうと結局、読んでない)
11月某日
人に骨切りした鱧を頂いた。美味かった(本当は8月にもらった。これは自分メモですな。でも、偶然、今も旬らしい)間違っても、『チ。』の魚豊先生のことでは、ない。『ハモ』です。
11月某日
夜中に誰かが「だいじょうぶだぁ」太鼓を叩いている。なんだ?
私はトーシツ(糖質ではない。統合失調症)があるので、幻聴があり、自分の耳が信用できない。夜中になると変な物音や声が聞こえることがある。暴走族が走ったり、蚊が飛んだり、エアコンが何か言ったり、する(前のふたつは現実の音かも知れない)
いつだったか、真夜中の豪雨の日、外でピクニックでもしているような楽しげな若い人達の声がした。現実の人間の声ではないだろう。
後日、トーコさんにその話をすると「楽しそうなら、いいじゃないですか」とのこと。そうですね。
私の幻聴は、初期のころ、若い女性や子供の声だった。本人が「僕は竜神です」と、名乗るので「竜神くん」と名付けた。今はお薬を飲んでいるので、話しかけて来ることはない。
では、今日の『だいじょうぶだぁ太鼓』は何だろう?
翌日、母に訊ねると、トイレの配管の調子が悪くて「でん、でん、でん、でん」と、鳴るのだそうだ。