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デマ(悪い噂)と誹謗中傷(ネットハラスメント)で、心ある人たちを殺す魑魅魍魎(魂の殺人者)たち…。

悪い噂(デマ)を流されて自殺した、青森中2女子いじめ、葛西りまさん自殺事件。他にも誹謗中傷で自殺をした人たちがいます。悪い噂(デマ)や誹謗中傷、もうこれは、放っては置けないほどの大きな問題です。

毎日のように続いていた誹謗中傷

引用元:木村花さんの悲劇から、私たちが本当に学ばなければいけないこと(徳力基彦) - 個人 - Yahoo!ニュース

誹謗中傷 自殺 - Google 検索

ハラスメント 自殺 - Google 検索

ネットハラスメント 自殺 - Google 検索

悪い噂 流す 自殺 - Google 検索

これはもう、心ある、未来ある子供たちを殺している「魂の殺人」と言えます。フランスの精神科医である、モラルハラスメントの提唱者マリー=フランス・イルゴイエンヌは、「モラルハラスメントは精神的な殺人」と言っています。つまり、モラルハラスメントは精神(魂)の殺人だということ。

なぜ、傍から見たら「それくらいで?」「それじゃ社会でやってけないだろ」など、軽く見られるのか? そしてなぜ自殺させる力を持っているのか? その理由は、まず傍から見た者(第三者)が無知なので、物事を俯瞰して全体を正しく見ることが出来ない点です。つまり、その嫌がらせの断片しか見れておらず、そしてその者が受けた経験が無いので、軽く見えてしまうのです。恐らくそういった者に、真のモラルハラスメントの詰めを仕掛ければ、精神が発狂してしまうと思われます。

次の自殺させる力を持っている理由として、「攻撃を継続して繰り返す」ことにあります。これを理解するには、サイバー攻撃の「APT攻撃」についたサラッと知って頂ければわかります。

APT攻撃(英:Advanced Persistent Threat、持続的標的型攻撃)はサイバー攻撃の一分類であり、標的型攻撃のうち「発展した/高度な(Advanced)」「持続的な/執拗な(Persistent)」「脅威(Threat)」の略語で長期間にわたりターゲットを分析して攻撃する緻密なハッキング手法。

引用元:APT攻撃 - Wikipedia

上記にあるよう、持続的、そして執拗、脅威、徹底して相手を分析して攻撃するものです。これって、ネットハラスメント加害者たちがやっていることと”そっくり”ですよね。

継続して繰り返されるハラスメント。ハラスメントをしながら被害者を分析して、何が効くのかを把握し、執拗に嫌がらせを繰り返す加害者たち。こういった執拗な精神的な嫌がらせを受け続ければ、当然、子供たちはいつか耐えきれなく自殺をしてしまう、可能性が高いと思われます。

フランスの精神科医(モラルハラスメントの提唱者)が言っている通り、モラルハラスメント加害者は精神の吸血鬼のようであり、自分にないものを相手が持っていたら、破壊するために付き纏うことがある…。

加害者は、邪悪な思考や感情を被害者に投影して、相手を誹謗中傷したり相手の大切にしているもののデマ(悪い噂)を流して、攻撃する、モラルハラスメントの加害者なのです。

彼らは、相手をスケープゴートにして、自身の影を叩いているので、たまたま選ばれた罪の無い人間が被害を受けて、耐えきれなくなった一部の者が自殺をしているのです。

この他人の所為にする者(他人を悪者扱いして攻撃をする者たち、加害者たち)はいったい何なのか? なぜ、赤の他人が付き纏ってきて、嫌がらせをしてくるのか? その1つが、「スケープゴーティング現象」です。

スケープゴーティングとは、何らかのネカティブな事象が生起、あるいは生起が予見されている際に、事態発生や拡大・悪化に関する因果関係・責任主体が不明確な段階で、原因や責任をある対象に帰属したり、その対象を非難することが、一定の集合的広がりをもって行われることである。また因果関係の枠外にある対象に対する責任帰属や非難、そしてそのような認知や行為が共有化されていくプロセスもスケープゴーティングに含める。このスケープゴーティングにおいて、対象となるものをスケープゴートと呼ぶ。

引用元:CiNii 論文 -  スケープゴーティング現象の定義とメカニズム

つまり、加害者が抱えている邪悪な思考や感情、これをスケープゴートに投影して、スケープゴートの所為にして、叩くことで、加害者自身の闇を解消しようとする試みのようなものです。

これを引き起こす加害者はいったい何なのか? なぜスケープゴートを作りだすのか? なぜ、それをやめないか? その理由が、専門家が言う「煩悩を抱えている者」だからです。つまり、煩悩まみれとなって生きて、それを正当化するために、彼ら加害者は悪役(スケープゴート)を必要としているのです。必要としているから、無意識のうちに、SNSなどで、スケープゴートに出来る相手を探しているのです。見つけたら、デマ(悪い噂)と誹謗中傷(ネットハラスメント)で、悪者扱いして、嫌がらせをしていくのです。なぜ「嫌がらせ」が必要か? それは「嫌がらせ」によって、相手を変えることが出来るからなのです。これは仕掛けられている被害者は、十二分にご理解下さい。いいですか、加害者は、被害者をスケープゴートにしたいのです。つまり、悪役です。ですから悪くなってもらわないと困るわけです。ですので、嫌がらせをして、嫌な気持ちにさせて、マイナス思考やマイナス感情を持たせるように仕向けて、そして「何怒ってるの?まるで虐待でもしている人みたいだよ」などと、相手の印象を悪くして、悪役を創ろうとしているのです。とくにSNSで発信しているスケープゴートタイプの人は注意しないといけません。彼ら加害者は、スケープゴートタイプを悪用して、「責任転嫁できる相手」を量産したがっているのです。そうすることで加害者は煩悩まみれで生きたい。しかし煩悩まみれは隠さないといけない。正当化も必要になることばかりだ。だから生涯正当化を図りつつ、自分を変えないで生きれる道として、悪役(スケープゴート)作りが必須なのです。

次の引用文をお読み下さい。社会心理学者、釘原直樹氏の記事です。スケープゴートについて詳しく書かれています。

人々にとってスケープゴートがなぜ必要なのか
第1の理由は人が様々な煩悩をかかえていることである。

引用元:人はなぜスケープゴートを作り出すのか? / 釘原直樹 / 社会心理学 | SYNODOS -シノドス-

煩悩を抱えている者はスケープゴートを必要とします。煩悩まみれになるほど、スケープゴートをもっと必要とします。

では、煩悩とは何か?

心身にまといつき心をかきみだす、一切の妄念・欲望。

引用元:煩悩 - Google 検索

辞書によると、「妄念」「欲望」とのこと。これには108の種類があります。で、この煩悩が、「心の毒」になるのです。煩悩を抱えていることを悪いと言っているのではありません。人間の成長において必要なことだと思います。それを自分自身が、努力もしない、問題解決もしない、そして毒に変えることが問題なのです。その「毒」が、前記した「邪悪な思考や感情」となるのです。これを抱えたまま親になれば「毒親」です。そのまま老いたら「老害」と呼ばれることが増えるでしょう。煩悩が悪いわけではなく、煩悩を人間的成長に繋げない生き方が問題を生み出すのです。

煩悩まみれは、問題解決をしていない。人間的成長もしていない。それなのに、愚痴ばかり言い、他人を支配するために怒り、欲を貪る。これが「心の毒」になるのです。このような毒を抱えた者たちが、加害者となり、デマ(悪い噂)と誹謗中傷(ネットハラスメント)で、心ある人たちを殺す魑魅魍魎(魂の殺人者)になってしまうことがあるのです。

つまり煩悩まみれなほど、デマを流したり、誹謗中傷をしたりする。煩悩まみれな者が匿名で自由に発信できる状態で、彼らを蔓延らせておけば、また、次の犠牲者(自殺者)が生まれます。そろそろ、社会の厳しさを、SNSでも投入しないといけないのではないでしょうか。我々のように、真っ当にやっている人間からしたら、今すぐ、実名と住所を公開しての発信に切り替えてもらっても構いません。1つ1つに、ダメなりにでも、責任を持ってやっているつもりですから、何も問題ありません。

匿名を隠れ蓑にしながら、煩悩まみれの自分を変えもせず、他人を傷つけて、傷ついた相手が悪いかのように言う。そして挙句の果てには、「自殺する奴が弱いから悪い」などと、同じ人間とは思いたくもないことを言う。これは全て「無責任者(煩悩まみれの者)」の言葉ですので、責任を持って発信させるよう、彼らに「大人になるキッカケ」を与えてあげることが必要でしょう。SNSでの発信は、匿名で出来ないようにするべきだと思います。匿名を蔓延らせるということは、リアルで、透明人間が刃物を持って歩いているような者です。そして被害者は刺されているのに反撃も出来ない。相手が見えないから。これは変えないくてはいけない問題だと思います。

なぜ、真面目に一生懸命生きている者が、煩悩まみれの無責任者たちが生み出した邪悪な思考や感情の所為で嫌な思いをして我慢しないければいけないのか。自殺者まで出ているのですから、彼らを対等な立場(互いに実名)に引き上げて欲しいと思います。「無責任者(煩悩まみれの者)」たちによる心への攻撃はあまりにも酷すぎです。無責任の極みと言えます。

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