モラハラ彼氏から逃げるまでの1140日―意志と軸―
私はモラハラ男と3年間付き合って、心も身体もお金、生活までもがすべて支配された状態で生まれ育った街と自分の部屋を手放し、地方へ連れていかれました。
家族や友達に連絡することも許されない
そのようにマインドコントロールを受けていました。
地方で知り合った信頼できるひとの一人、苑田さんにこう言われました
『あなたの人生を生きてほしい』
『住むところも働くところも自分で決めていいんだよ』
『誰かの為にそこまで尽くせることはすごい長所だけど他に発揮できる場所が必ずある』
私はいつからか自分のことをひとりじゃ何もできない、無能な人間なんだと思うようになっていました
彼からことあるごとにそう怒鳴られていたから
肉体的に傷付けない言葉の暴力は目に見えてわかりづらい分、もっと強力で精神的なダメージは計り知れないものだと思う
何もできない人間なんていないし
自分の価値は自分で決めないといけない
Audrey Hepburn
周りに左右されない強い自分軸を持つ
誰でも自分自身で物事を考える力を持っていて、それは本来なら自分以外の誰にだって本人の意志に逆らって何かをさせることはできない。
たとえ愛するひとであっても。
モラハラは長期的に支配していくので、本当に強い意志と軸を持っていないと勝つことはできない。
逆にしっかりとした軸を持っていれば自分の感情は安定し、何にも流されることはない。
感情的になり自分を見失うことがないのです。
私は苑田さんに出会ってから
強い意志、軸を持った自分になろうと決めて、
モラハラ彼氏を置いて、自分の本当の居場所へ逃げ帰ってきました。