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本音と建て前は違う!専門学校、大学どちらがいいの?(裏編ver.1)

皆さん、裏話には興味関心がおありだと思います(笑)では、今回は実話を交えて書きたいと思います(いよいよブラッキーな側面が)最初に申し上げますが、ここに登場する人物や先生は、その職業を代表している訳では決してありません。その人一個人の意見です。また、会話の引用は一字一句全く同じではありませんので、その点もご了承ください。

ある高校の先生との会話:1
先生「大学と専門学校どちらがいい?そんなの大学に決まっているでしょう!そう答えておいて何か不都合ある?」
私「本当にそうでしょうか?例えば生徒さん本人が入学後、勉強についていけなくなる、とか学費の面で苦しくなるとか、ありませんか?」
先生「そんな事は、事前に調べない生徒と保護者の問題でしょう!私は一般論を言ってるんだよ!」

先生の意見に賛否両論あると思います。でも私は一点において間違っていると思います。進路を一般論で語ることはいけないことです。必ずその子に合わせて語るべき内容です。

ある高校の先生との会話:2
私「今年は、〇〇〇分野の専門学校は年明けの一般入試が厳しい状況です」
先生「専門学校なんて大学が落ちた後で考えても、間に合うはずなのにね。最近はそうもいかないんだね。」

先生自身が専門学校を見下しています。そんな先生が生徒さんのために専門学校の情報をしっかりと集めていることは、私の経験上ほぼありません。専門学校進学を考えるお子さんのおられる保護者の方、学校選びや進路について不安をお感じになりましたら、ご自身で情報収集されることをお勧めします。その情報収集の信頼の高いルートのひとつを、高校とお考え下さい。なぜなら各高校の進路指導室には、その高校のある地域の各専門学校の情報が集まっているからです。各専門学校の職員は地域の高校を訪問し、自校の様々な情報を伝えています。情報収集の方法はまた次の機会に書かせて頂きます。

先程の会話1の続きですが、成績の良い子が受験するのは大学と専門学校、どっち?と(今の時代)聞かれたら「大学」と答えてほぼ間違いないと思います。しかし、進路を単純に偏差値の示す難易度やネームバリューだけで決めると、後々よくないことが起きる可能性もあります。
実例として、お子さん本人が「本当は行きたい分野じゃないけど、親が行けって言ったから(〇〇大学に)行った。でも成績も悪いし、勉強も面白くないから大学辞める」と言って退学し、その後家族の中に大きなトラブルが残った、という例もあります。ちなみに大学を辞めた理由は、翌々調べるとそれだけではないことが多々あります。しかしながら「成績も悪いし、勉強も面白くない」のは事実です。

保護者はお子さんの進路をどこまで手伝うことができるのか?10の家庭があれば、10の考え方がありそうな大きな課題です。

                              モラゴリ


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