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4月3日(土)

今日は雲も厚いし、夕日は拝めないかなと思っていたらすごい空を見た。
厚い雲と山際に挟まれて、太陽の光が扇状に向かって広がっていた。こんな夕暮れもあるのだということを19年生きて初めて知った。

夕方、散歩に出かけた。
何を見るでもなく上の空で歩いた。
暑いと思って半袖で出たら風が冷たくて、早々に帰った。

桜はもうほとんどが葉桜になっている。
桜の花びらの絨毯は気持ちが良さそうだった。
春には桜の、秋にはイチョウの葉っぱの絨毯で眠れたらどんなにか気持ちいいだろうなということを考えていた。

地面の写真を撮り終わって顔を上げたらこの景色だった。やわらかい春の光。

光が好きだなと思う。こういう自然の中でもいいし、家の中でカーテンから透けた光を見るのも好き。揺らめいたり輝いたりしているのを見ると、心が静かになる。


花にばかり目を向けていたのが、散って今度は幹に目が行く。
ブロックを重ねたような樹木。面白い朽ち方をする。

これは形が好きだった桜の木。
植物はぐるぐると螺旋を描くように生える。
樹木の線を追ってみると目が回る。
大きなしめ縄みたい。
横ばいでも倒れない、素晴らしいバランス感覚の持ち主。
いつか樹木を絵に描きたい。

先日買ったシールが届いた。

小学生ぶりの大量のシール。
これから日記が彩られると思うとワクワクした。
楽しいことはドンドンやっていきたい。

おしまい

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