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田舎ってなくなっていく?

子供の頃特に中学生までは祖父母の家に行くのが楽しみだったような気がします。
母親の方は四国の高知からまた船で渡る島国でした。
かなり不自由な島だった記憶がある。
島に商店は一件、飲食店も一件だけだったように思う。
けど、海はきれいだった。
遊びは泳ぐか釣りか山を探検するくらいしかなかったが何か楽しかった。
まわりは全然知らない大人達だけど何故か私の事を知っていた。(田舎の情報伝達すごい!)
テレビもチャンネルが少なかった。
夜は七時過ぎには真っ暗だった。
けど、天気がよければ星がきれいだった記憶がある。
よく、屋根で寝て怒られていたような思い出がある。
父親の方は三重の山奥だった。
まわりに家はないホントになかった。
隣の家まであるいて30分くらい夜は真っ暗トイレは家とは別の場所などかなり不便だった。
やっていたのは山道探検でした。
私の息子は、田舎は関西の堺市と埼玉市内と言う田舎である。
だから、息子の田舎と私の田舎のイメージは違う。
いまの時代不便だと思っても意外となんとかなるように思える。
けど、その不便さといまのように何でもあるわけではないから色々考えて遊んだり不便さを楽しんでたように思う。
いまそれを体験しようと思えばキャンプとかが手っ取り早いのかな?
そう考えればあの頃の体験は貴重だったんだと思う。
世の中の変化と世代が変わればどんどん便利な場所へ移り住む。
当たり前なのだか少し寂しいものです。
だから、テレビ番組などの田舎の光景はいまは珍しく懐かしいものになっているのかな?と私は思います。
だからと言って、懐かしいがあの頃の田舎にいまの私は住む事は出来ないんだろうなと思うおじさんでした。

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