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ねこ背の坩堝。という話
工房で制作している日に、ガラスを溶かす坩堝が到着しました。
溶解炉の中に設置して、原料を入れて溶かす容器です。
真ん中の窯が溶解炉です。
ねこ背なのでねこつぼと呼びます。(持論)
かわいいよね。
工房の溶解炉の仕様で背中に穴あき。めずらしい。
穴あきは特注なので名前入り。
ねこつぼの使い方。
大きい方の穴から原料を入れて溶かします。
お砂糖(ガラス原料)がオーブン(溶解炉)で溶け
先にガラスが残る竿は、だいたい曲がっている。と言う話
先っぽにガラスが残る竿は十中八九、曲がってます。
わずかですが、巻き取りの軸がブレているので、ガラスが偏ります。
冷めた時、また先っぽにカケラが残る。
と、コレの繰り返し。
少々曲がってても、紙りんかけたら、エエやん。
と、思ってるでしょ?
カタチはきれいなのに、吹くと「なぜか?」真っ直ぐ入りません。
最初のカケラがきっかけの熱ムラ、つまり固さのムラはカンタンに解消しないんですよ。
黒りん〜紙りんの変遷 と言う話
黒りんのはなし
代理店でスチーマーと呼ばれてるものですね。
カーボン素材のフェルトが一般的ですが、ワタシはFRPの芯材として売られているカーボンクロスという布状に織られたモノ使ってます。
国産択一です。
安い外国製は、見た目は同じですが、びっくりするくらいベッタリつきます。
付き方から見て、おそらく樹脂繊維が入ってます。
右端が外国製 真ん中が国産です。
お値段に正直。
(2024年
ポンテが真っ直ぐつかない という話。
ピックアップの時に竿が真っ直ぐつかないらしい。
竿を指2本でぶら下げてください。
重力で竿が引っ張られる方向が真下です。
ちょっと手前に向いてる気がしますが、アナタの気のせいです。
やってみると良いけれど、下に向けた竿を、手にチカラを入れて握ると、先っぽが、ぴょこんと違う方に行きます。
「マーバーに落としたタネが真ん中に付かない」
とか
「型吹きで真っ直ぐ入れ無い。」
と言う類の
ガラス屋のTシャツには穴があいている。と言う話
ココで言うガラス屋は吹きガラス屋さんの事です。
吹きガラスをしているみなさんのTシャツにはだいたい穴があいています。
ほとんどが、Tシャツの右側の下です。
穴の理由はまあ、アレです。
作業中、紙りんの燃えかすがぴらぴら飛んでますね。
アイツですわ。間違いない。
大物を作る方のTシャツに穴がたくさんあいてるのはよくある話。ブワっと舞い散りますからね。
大物の助手をすると背中とか、肩とか、