久しぶりにパソコンを組み立てた その2
前回のSTREACOM DB4による自作PCの続き
現在下記のモジュールで安定してますが、
CPU温度は通常だと36℃‐45℃くらいに収まっており、
GPUも31℃程度。
CPU intel Core i7 11700
Memory DDR4 16GB
SSD 1TB
Motherboard ASUS ROG STRIX B560-I GAMING WIFI
GPU GAINWARD GeForce GTX 1650 D6 Ghost
電源 DC-ATX-400Wハイパワーモジュール + Dell Inspiron 6000用ACアダプター
STREACOMのマニュアル通りではなく温度下げるために結構改造しております。マニュアルのスペック通りだと、ヒートパイプの拡張キットを入れて
もともとは65WのTDPを+35Wまで増加させて100Wまで
DB4 – CPU Cooling Expansion Kit – Streacom
GPU用のヒートパイプキットで75Wー100Wまで
DB4 – GPU Cooling Kit – Streacom
ということで、GPUはいいところNvidia GeGForece GTX 1650ぐらいが限界か
となりました。GPU仕様一覧表 - NVIDIA GeForce Wiki* (wikiwiki.jp)から抜粋
最初はマニュアルに沿って組み立てたのですが、まずGPUをGTX1650にして、CPUを Core i7 11700にするとして、電源モジュールがこちらのメーカーで出してるZF240 PSUでは電力が足りない。
簡易計算機で376Wぐらい必要とのことですが、電力量を抑え込めば220Wでもいけるかと。
当初、450W級の電源モジュールを無理やり詰め込んだのですが、全体の熱量が筐体内に抑えきれなくて、長時間はファンレスだと難しいことになってしまいました。
どうしようかと、悩んだ(やっぱり、ファンをつけるべきか、それともファンレスで頑張るかですけど)結果ですが、このStreacom DB4の筐体ですがマザーボードがちょうどCube型の筐体を2つの部屋に仕切るような感じになっていていて、マニュアル通りだと、CPUとGPUが同じ部屋になり、電源モジュールが別の部屋という構造。
筐体の上からみた図でいうと、赤色がマザーボード、緑がグラボでこの青い部分内に一緒にあるもんだから温度が高くなりがち。反対側の青の区画は電源モジュールのみ。
少しでも熱源を筐体内に置かないということであれば、
電源を電源アダプターなどで外出しにする。
CPUとGPUを別の部屋に分ける。上記の図でいうと、マザーボード、CPU部分はそのままで、何とかグラボを電源の区画に持っていく。
ということを考えました。電源部分は、下記のようなタイプで電源アダプターからDCでもらうタイプのモジュールがあるのでこちらで400Wのものがないか探すことに。あと電源アダプターも!
CPUとGPUを別の部屋に分ける方法については、ネットで調べてたことろライザーケーブルというものがあり、これを利用できないかと調査!
ASCII.jp:ライザーケーブルでグラボの性能は落ちるのか?現行7製品で検証 (1/6)
こちら、透明のケースなどでグラボを光らせてよく見せるために方向を変える用途のようですが、位置を変えれるならいけるのではと思った次第。
まず、電源モジュールで400Wまでのものがなかなかない!アマゾンでもない。結局AliExpressで見つけたこちらの製品。
高品質DC-ATX-400Wハイパワーモジュールdc 12v 24Pin dc電源ボードという製品になります。
そして、これにあうACアダプターを探すことになったのですがこれもなかなかない、、 結局こちらはyahooショッピングで見つけたDell Inspiron 6000用ACアダプター 12V 18A 220Wを購入。
結果としては、下記のような形に何とかなりました。
赤枠がグラボなんですが、元の位置から、下の区画に移動。ヒートパイプも分離して、グラボ側で2面の側面を使って冷却可能となりました。
上記の写真もさらに変更となる前のもので、グラボの表、裏に冷却用のヒートパイプを取り付けたものです。こちら試したところ、裏側が思ったほど効果がなかったためボツとなり、表面のヒートパイプを分散して2つの側面に渡すようにしました。
結果としては、上から見た図で解説すると、赤がマザーボードでオレンジはCPU用のヒートパイプ。こちらは標準の拡張用のヒートパイプも追加して、上と右面のパネルで冷却するようになってます。
グラボは、移動して緑の位置にし、マザーボードからはライザーケーブルで接続!グラボのGPUからのヒートパイプを左と下面のパネルで冷却と4面とも冷却に利用できるようにしました。
ここに至るまで、いろいろパーツを取り替えたりと試行錯誤はあったもののすこぶる安定して動作しております。
このほか、負荷テストなどもしまして、温度の測定などしましたので後日アップしていきたいと思います。