【社員インタビュー #05】本質の理解と応用力がアウトプットの質を高める
※こちらは過去にWantedlyで公開していた内容です。
アカウント:dao
出身:東京都武蔵野市
趣味:投資、ネットゲーム
ムーブ入社に至るまで
子どものころから何かを作る事が大好きで、よくレゴのようなブロックや電子工作キットなどで遊んでいました。小学生の頃にBASICを使ったプログラミングに興味を持った事が、エンジニアを職業とする分岐点だったと思います。
ムーブ以前も自社開発や受託開発の会社で勤務してきましたが、前職では毎日終電で帰るなどかなりハードな働き方をしていました。リフレッシュしたかったので、前職を退職してから1年間くらいの間は持っていた株を売って生活していました。
ムーブの入社はたまたま見かけた求人サイトのWeb広告がきっかけです。 そろそろ働き始めようかとは考えていたのですが、当時は株式の売却益が得られてお金に困っていたわけではなかったので高い給与を得ることにはまったく興味がなく、これから5年、10年後に向けて会社が成長する過程に関わりたいという思いを重視していました。
面接では代表の西坂から、これまでに自分がしてきた仕事だけでなくパフォーマンスチューニングやmemcachedとRedisの違いといった突っ込んだ内容を聞かれたのを覚えています。結局、面接当日に内定をいただいて、翌週の月曜から出社スタートという圧倒的なスピード感で転職活動が終わりました。
現在の仕事について
現在は、あるマッチングサービスの案件を担当しながら、PHP班のリーダーをしています。チームで成果を出せるように、リーダーとして自分の持つノウハウをメンバーに日々共有するのはもちろん、個人としての情報収集・様々な手段や技術のキャッチアップもプログラマとして日々行うようにしています。以前より仕事の時間が少なくなり、新しい技術への挑戦や学習を余裕をもって行えるようになって、安定的に仕事へのモチベーション維持ができているなと感じています。
ムーブは代表含め14人と少人数の組織なので、一人に任される範囲が広く色々な経験ができるからこそ、手際よく働くことを高いレベルで求められます。また労働時間が短く効率的な働き方なのでオンオフの切り替えをしやすい反面、限られた時間の中で濃度の高いシステム開発を行うことが大切であり難しさでもあり、やりがいを感じるところです。
大切にしていること
最終的な成果物よりも、そこにたどり着くまでの過程も大事にしています。お客様に言われた課題を解決するのはもちろん外せないことなのですが、さらに一歩踏み込んで、「なぜそこに問題が発生するのか」という根本を踏まえて考えることで、さらにアウトプットのレベルは高まるのではないでしょうか。場合によっては処理すべきものの優先順位を考えた時に最重要ではないものを切り捨てるべきかもしれないし、極端なことを言えばITに頼らないアナログな解決方法がベストという事もあり得るかもしれない、という前提で物事を考えることを念頭に置くようにしています。
また開発に限らずどんな仕事にも言えることですが、スキルとは「知識を使ってそれを応用できる能力」であって、伸ばしていくには自分で経験してみる、試行錯誤してみることが必要なのだと思います。自分の経験を踏まえて後輩のエンジニアには、たくさんの技術に触れてみることや、それを楽しみ好きになれるように努めることが大事だと伝えていきたいです。
ムーブや自身の今後について
どんなに個人の能力があったとしても一人ができる仕事量には限界があるので、チームとしてもっと力を発揮できるようにしていくことが自分自身の目標でもあります。自分だけが技術力を持っている状態ではなくチームや社内のメンバーの能力を上げていくことで、ボトムアップしていきたいです。それぞれの能力を高めながら、それぞれの苦手な部分も補い合えるチームになることが理想です。
業務外では、趣味で遊ぶ程度ですがインフラ寄りのネットワークの技術を勉強しています。 ずっとフルスタックなエンジニアであり続けたいと思っています。