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夫婦の足並みは揃わない

実体験からの教訓だ。

私たち夫婦は同い年。
23歳の頃からお付き合いを初めて、早8年目。

最初に痛感したのは結婚のタイミングだった。

お付き合い当初、お互いに「結婚は30歳を超えてから」と考えていた。
しかし、交際半年をすぎたある日、私が突如夫と結婚したくなる。

要因は2つ。

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①元々、次に付き合う人とは結婚したいなとうっすら思っていた。
②結婚相手に求める条件に、夫が当てはまっていた。
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①の要素が自分の中にある時点で、②の要素に当てはまる人を探して付き合ったとも言える。
無自覚を装った確信犯だったかもしれない。

夫と結婚したくなった私は即時逆プロポーズをかますワケだが、夫はもちろんまだタイミングではなかった模様(当時24歳、男性にしては時期が早いと思われてもしかたないものね)。
とりあえず私を結婚相手として査定して欲しい旨を伝え、交際を続けることに。

その後も度々結婚の話を持ち出すも、中々足並みが揃わず。
「結婚しないなら別れる」問答を数回勃発させ、最終的には転勤族である夫の転勤のタイミングで一緒について行き、交際4年半で入籍に至った。

同い年夫婦あるあるの悩みかもしれないが、この経験から「夫婦の足並みは揃わないものだ」という教訓が心に刻まれた。
夫婦に限定せず、他人と足並みが揃うという状況は、自然発生的には起きないと考えてもらっていい。
揃えにいくしかないのだ、意図的に。

妊活においても、夫婦の足並みは意志のある方から揃えにいかなければいけないと心得る。
子どもについて、夫は「いつか欲しい」と思っているが、体の限界を知っている私は「いつか」を具体化しなければいけない

そのために、自分が学んだ妊活の知識をスライドにまとめて夫に共有している。
おすすめのサプリについても解説して、本人承諾の上で服用を始めてもらった。

「なんで私がここまでしなくちゃいけないの?」ではなく、「私がやりたいんだから、協力してもらうための努力は惜しまない」という気概だ。

もちろんこの先、片方の努力だけで乗り越えられない山が来るだろう。
しかし少なくとも、自分が後悔しないだけのやれることはやってみようじゃないか、という所信を持っているということはここに表明しておきたいと思う。

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