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部活の地域移行問題

学校の先生が仕事として生徒を引率し,大会の運営や審判をしてるからこそ成立している競技会がけっこうあるのではないかと思った。
交通費や日当は,学校の仕事で来ている先生には当然支払われないので,大会運営側としては,その分の経費がかからない。

学校の先生が学校の仕事として来られなくなった場合は,その先生がやっていた大会運営のための仕事を誰か別の人(あるいは同じ先生)に頼まないといけないため,日当,交通費がかかる。
競技種目や地域によって差はあるだろうけれど,部活の地域移行は「各地方の競技団体への経済的な負担が増える可能性がある」という一面があると思う。
更には少子化,学校から運動部がなくなることも重なると選手数の減少による基礎費用の減収も起こる。
兎に角,どこもお金の問題で頭を抱えている。
運営側の人件費を削れば,一時的には乗り越えられるだろうが,長続きしない。

地方の競技団体は近い将来,この問題に直面し,苦しむことが予想できる。

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