光を使う術
占星術で見ているもの、それは光だ。
占星術とは、光を使う術なのだと思う。
では「光を使う」とはどういうことか?
「光」とは何か?
私は、光とは情報だと思っています。
だから「情報をキャッチして使う術」が占星術だと思っています。
情報は、エネルギーとも言えるかもしれない。
まあ何はともあれ、
「まだ形になりきれていない状態のものを使う術」です。
瞑想などで意識を集中させる人も、きっと情報につながっているのだと思います。
意識の中にある光を探す様な感じでしょうか。
私は、光を「光の状態でキャッチする事」に意味があると思うのです。
光の状態でキャッチするということは、まだ現象化されていない状態ということ。
現在情報として私たちの目の前に現れるものたちは、大抵文章や映像となっていて、すでに現象化されています。
誰かがキャッチし、言葉に変え、映像に変え、もうすでに形になっているものたちです。
私たちはそれが当たり前の様な世界に住んでいますが、本当は違うような気がします。
私たちは、何かを閃く時、大抵何も意識していません。
ぼーっとしていて、何かを急に閃くのです。
光をキャッチした瞬間です。
占うということ
占星術は、主に占いで使用されています。
「占う」という行為には、一定の「決まり事」が必要です。
占星術では統計学がメインなのかもしれません。
いい加減な統計ではなくとても緻密な統計なので、「当たる」という現象が起こる訳ですね。
この「当てる」為に必要なものが「宇宙を流れる秩序の世界」と「集合的無意識の世界」。
ふたつセットで機能する「決まり事」です。
「決まり事」があるということは、制限のある世界でもあります。
一定の制限のある世界でないと「当てる」ことはできないのです。
ホロスコープで見せてくれているのは「宇宙を流れる秩序の世界」です。
そして、私たちがその意味を解釈するときに「集合的無意識の世界」と繋げる感じですね。
「集合的無意識の世界」と「統計学」を使って星詠みをする訳です。
さらにこのとき、どんな集合的無意識にアクセスしているかによって占いの解釈は変わり、どんな人が占ったかによって表現が変わる。
私たちが意味を解釈する時に、より制限がかかっていることになります。
占うという行為がよくないという話がしたいわけではありません。
占いは、自分で光をキャッチできない人や、光をキャッチするなんて考えた事もない人には必要です。
その人のズレを整える様なハタラキがあると思います。
人は自分で体験すると、すぐに信じられます。
見えない何かを意識する為には「当てる」という行為は必要です。
ただ、自らで光をキャッチしようとしている人や、もうキャッチできている人にとっては、「占う」という行為は必要ないと思います。
これからはみんなが自分で光をキャッチしていく時代なのではないかと思います。
昔どこかで「占いが当たらなくなってきた」という話を聞いた事があります。
個人の多様性が広がる中で、集合的無意識も多種多様なのかもしれません。
もしかすると「宇宙を流れる秩序」も少しずつ変化していて、微調整が必要なのかもしれませんね。
サイデリアルを使う意味
自らで光をキャッチする方法はたくさん存在していて、ホロスコープである必要はないでしょう。
ただホロスコープを使って行う場合は、「サイデリアル方式」を使うべきだと思っています。
サイデリアルとは、インド占星術で使われている星座座標のことです。
実際の天の恒星と星座の位置が一致している座標です。
(一般的に広まっている西洋占星術は、恒星と一致していません。)
それについてはこちらで書きましたので、気になる方はどうぞ。
(文のテイストがnoteと違いますが、同一人物が書いています。)
サイデリアルを使った方がいい理由は、恒星の光まで使っているからです。
光をキャッチするという作業には、恒星の光も必要でしょう。
太陽だけを目印にする世界は、ある意味制限のある世界ということになってしまいます。(また制限です)
私たちは、これからどんどん自らの制限を超えていく時代です。
制限を超えていくときは、その自らで作っている制限をしっかり見つめる必要があります。
今どんな制限の中にいるかを理解し、超えていくという順番になると思います。
なにごとも、相手を知るという行為は必要です。
「宇宙を流れる秩序の世界」を理解していく為にも、星座は本来の星座に戻す必要があるでしょう。
トロピカルはハウスです。
ハウスとして使えば完璧です。
光をキャッチするために
本来は、ぼーっとしたり、夢を見たり、瞑想をしたり、そんな方法で光と繋がれるのだと思います。
ホロスコープがなくても繋がれます。
でも今の私は、調子がいい時と悪い時があります。
私はその原因は、何かがずれているからだと思っているのです。
意識がずれているイメージです。
自然界を流れるリズムとずれているような。。。
このズレの大元は「暦」だと私は思っていますが。。。
星の光は、そんなズレを整えてくれるハタラキがあると思っています。
本当は、いつも空をみて夜空をみて過ごす方がいいと思うのです。
テレビやネットが普及していなかったときは、きっともっと空を見ていたでしょう。
光をどんどんキャッチできる人間になっていく為には、空からの光をキャッチすることです。
まずは、宇宙からくる光を意識して生活するのが近道だと思います。
が、寒い日とかもありますから、ホロスコープも使いましょう。
空からの光をキャッチできていると、電化製品からの光にやられることなく、使う人になれるでしょう。
今、太陽の活動が活発になり、新しい太陽になっているようですよ。
地球の波動もどんどん変わっている様です。
これからの変化が楽しみですね♡
うちゅうのリズムを探求しています。星や惑星、植物から学ぶ日々です。うちゅうのリズムに人間の生活リズムが共鳴するような手帳が作ってみたい人です。サポートいただけるととても嬉しいです。探求にむけた活動に使わせていただきます。