coucou - adieu note
綴られた明日への想いから、短いイントロが響き渡る。「穴空きの空」で幕を開けた二つの夜は、厚い雲に覆われる地上をひっくり返したような、優しく眩しくきらめく、あたたかな光の粒たちで溢れていた。
「たくさん唄います!」という宣言通り、いつも浸っているあの曲に初めて目の前で聴けたあの曲まで、adieuの歌と言葉を全身で浴びた空間。紛れもなく、この星のどこよりもしあわせに満ちた世界!本当にどの部分を切り取っても美しくて、溢れていた感情が今になってもよみがえってくる。ちょっとずつ掬って