気持ちよさそうにねむりながら 誰の夢を見ているの? 射す太陽光に照らされた細い髪 綺麗な茶髪が透ける 君が消えてしまいそうで怖いな 他のところにいってしまいそうで 本当は君の手を引いて 君を僕のものにしたいけれど 君はそれを望まないだろう? その髪に触れるだけで精一杯 いつものふざけたフリで 太陽みたいな君なのに 誰が君を泣かせたの? 降る大雨に濡らされた君の髪 綺麗な茶髪が染まる 君が溶けてしまいそうで怖いな もう僕に笑いかけてくれなさそうで 今すぐ君の手を引い
花束を持って ベールを纏って これからを誓うよ 「ずっと歩んでいくよ」 小さな背中で小さな身体で 奏でよメロディー 嬉しそうな顔をして 1つ1つ抱きしめるように 言葉を音にのせて 紡ぐ君 いつもの朝 待ちわびていた今日という日 君の背筋が少し伸びる 大丈夫君は他の誰よりも 綺麗だ 花束を持って ベールを纏って これからを誓うよ 「ずっと歩んでいくよ」 輝くドレスと光に咲け あまりにも愛おしくて あまりにも綺麗だから 嫉妬まで覚えるような 憧憬混じりの愛の歌 君は僕
昨日見た夢の話をしよう ギターを片手に少女が 小さなエゴを唱えていた 目覚める私と涙の跡 左右に動いた心臓と 前しか見れなくなった瞳が 確かにそこに 更けていく夜のなかで寄り添う 星の一部になれたなら 震える瞼を撫でて 君の 流れ星になれますように 昨日見た夢の話をしよう ギターを片手に私が 眩しい歌を歌っていた 目覚めたときにはいつもの 好きになれない声と 拙い両手乏しい歌詞 そこに転がる 天才と謳われるあの子の涙は 誰よりも綺麗に濁って 天才と謳われるあの子の涙