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忘れられないのに忘れものが多い
ムーニー劇場第五幕
@神保町画廊
2020年1月17日(金)~26日(日)
「ムーニーパラダイス」
「ムーニー劇場は、小道具が多くて大変ですね」
と言われたことがある。
そう、大変だ。
実態は、みなさんが思っている以上に、深刻なのだ。
ある時期から、携帯電話を首からぶら下げるようにしている。
更に、財布も、紐で腰に繋げている。
また、手荷物は、必ず1つに纏めるようにしている。
病的に忘れものをする。
いや、病気だ。
例えば、手荷物が2つになると、もうダメだ。
お酒を飲むと、ほぼ100%、2つの内、1つの荷物を忘れる。無くす。
海外で、手荷物をどこかに忘れて、お土産を全て買い直したり、帰省の時に、嫁様の荷物を新幹線に忘れて、博多まで行ってしまったり。
流石に嫁様には、呆れられたし、怒られた。
東海道線国府津、小田急線小田原、中央線高尾、等々、その電車の終着駅に忘れものとして受け取りに行ったことも、何度もある。
見つからないで諦めたことは、数え切れないくらいだ。
会社の社員証など、大切なものを失くして、始末書を書いたことも幾度かある。
ボクにとって、電車の網棚に荷物を置くことは、それを忘れて、持って降りないことを意味する。
カメラバッグと、私物バッグ、2つを持つなんて、ボクには不可能だ。
そう、レフ板を何枚も失くしている。
網棚に、レフ板が忘れられていたら、それは、ボクのものかもしれない。
紐をつけたい。
電車の網棚の荷物と、ボクを、繋げておきたいのだ。
対策もしている。
荷物が2つにならないように、荷物が多い時には、大きなバッグ1つに纏めるようにしている。
どんなに不格好になろうとも、カバンの中に、カバンを入れて、その中にも小さいカバンがあって・・・という状態で持ち運びするようにしている。
だから、正直申し上げて、電車で大きな荷物を運びたくはないのだ。
ムーニー劇場の撮影時、自家用車、レンタカー等、車での撮影がほとんどになった。
楽になったとも言えるが、終わってから、お酒は飲めない。
しかし、それでも、車に荷物を纏める方が、忘れもののリスクは、減るのだ。
アルコール中毒気味のボクとしては、撮影が終わったら飲みたい!飲みたくてたまらないのだが、荷物が多い場合、特にカメラと、撮影したデータを無くしたりしたら、大変なことである。
そのリスク回避のため、荷物が少なくても、できるだけ車で撮影に行くようにしている。
財布、携帯電話についても、同様である。
何度も失くして、銀行や、クレジットカードを止めたり、携帯ショップに行ったり、免許証の再発行で二俣川に行ったり。。。
対策が高じたのと、お酒の飲み方もセーブするようになって、物を無くすことは、減った。
しかし、未だに、店で購入した紙袋の商品を忘れたり、手袋やマフラー、あ、そうそう、傘はしょっちゅう失くしている。
小学校の頃から、好きになった女の子のフルネームは、全員覚えている。
なのに、何故こんなに忘れものは、無くならないのだろうか。。。