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Hardware:iRig KEYS 37
■はじめに
iRig KEYS 37とは、イタリアのIK MULTIMEDIA社から販売されていたMIDIキーボードです。37鍵(3オクターブ+1)という絶妙なサイズにベロシティ対応、バスパワー駆動でドライバも不要と打ち込み用としてはなかなかに重宝していますが、これもまたすでに販売終了となり、現在はiRig Keys 2がその後継として販売されています。
■エディットモード
iRig KEYS 37では、エディットモードにより下記の設定を施せます。
1.MIDIチャンネル
1.OCT▼とOCT▲を同時に押す(エディットモードに入る)
2.D#2(MIDI CH)を押す
3.C3~E4(0~9)を使ってMIDIチャンネルを入力
4.C5(ENTER/YES)を押すと確定
※C2(CANCEL/NO)を押すと何もせずエディットモードから抜けます
2.タッチレスポンス
1.OCT▼とOCT▲を同時に押す(エディットモードに入る)
2.F#2(VEL)を押す
3.C3~A3(0~5)を使って下記から選択
0.ベロシティを64に固定
1.ベロシティを100に固定
2.ベロシティを127に固定
3.キーを軽くタッチしたい場合
4.デフォルト
5.キーをしっかりとタッチしたい場合
4.C5(ENTER/YES)を押すと確定
※C2(CANCEL/NO)を押すと何もせずエディットモードから抜けます
3.VOL/DATA(デフォルトCC#7)
1.OCT▼とOCT▲を同時に押す(エディットモードに入る)
2.G#2(KNOB)を押す
3.C3~E4(0~9)を使ってコントロールチェンジを入力
4.C5(ENTER/YES)を押すと確定
※C2(CANCEL/NO)を押すと何もせずエディットモードから抜けます
4.PROG
1.OCT▼とOCT▲を同時に押す(エディットモードに入る)
2.A#2(PROG)を押す
3.C3~E4(0~9)を使ってプログラムチェンジ番号を入力
4.C5(ENTER/YES)を押すと確定
※C2(CANCEL/NO)を押すと何もせずエディットモードから抜けます
5.ALL NOTES OFF
1.OCT▼とOCT▲を同時に押す(エディットモードに入る)
2.F#4(ALL NOTES OFF)を押すと確定
※PROGボタンが点滅してエディットモードから抜けます
6.TRANSPOSE
1.OCT▼とOCT▲を同時に押す(エディットモードに入る)
2.G#4(TRANSP)を押す
3.移調したいキーを押すと確定
※PROGボタンが点滅してエディットモードから抜けます
7.RESET(工場出荷時)
1.OCT▼とOCT▲を同時に押す(エディットモードに入る)
2.A#4(RESET)を押すと確定
※PROGボタンが点滅してエディットモードから抜けます
■プリセット
iRig KEYS 37では、エディットモードで変更したセッティングをプリセットとして保存することが出来ます。
1.プリセットの切り替え
SETを押す(SET1>SET2>SET3>SET4>NO SETが繰り返されます)
2.プリセットの保存
1.保存したいSETに移動
2.任意のセッティングを施す
3.SETボタンを長押し
3.プリセットの削除
1.削除したいSETに移動
2.OCT▼とOCT▲を同時に押す
3.A#4(RESET)を押す
※PROGボタンが点滅してSETの内容が削除される
■おわりに
基本的に設定変更することはあまりありませんが、こと打ち込み用として利用する場合は、タッチレスポンスをベロシティ固定にしたプリセットを作成しておくとか、ドラム用にあらかじめオクターブを下げたプリセットを作成しておくとなにかと便利です。
最後まで読んで頂き有り難うございました。あくまで個人的備忘録ですが、何かしらの参考になれば幸いです。
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