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Amplitube 5:MIDI Commanderで操作する(プリセット変更)
■はじめに
Apmlitube 5スタンドアローン起動にて、プリセットをMIDI Commanderで操作する方法を書きとめています。
■MIDI Commanderの設定
1.カスタムホストセットアップモードで起動
1.カスタムホストセットアップモード:Downを押しながら電源を入れる
2.3ボタンでタブを右に移動させCUS1にする
2.画面表示を設定
ここではA,B,C,DボタンをPC#にしたいため、Bank Moveを4xに設定しています。また、MIDI CommanderとAmplitubeとの表示を一致させるため、SCR Startを1に、PC Startを0にしています。
1.ABC/123▶ABC(パッチ番号の表示方法を1A,1B,1C…にする)
2.Bank Move▶4x(1,2,3,4はCC#固定 A,B,C,DはCC#とPC#の切り替え)
3.Bank Mode▶IMM(ボタンが押されたらすぐにジャンプする)
4.SCR Start▶1(本体のパッチテーブルを1から始める)
5.PC Start▶0(PCのパッチテーブルを0から始める)
3.A,B,C,Dボタンを設定
Aボタンを踏むことでPC#1を、Bボタンを踏むことでPC#2を、Cボタンを踏むことでPC#3を、Dボタンを踏むことでPC#4を送信するよう設定します。
20.KEY A MOD▶PC#(Aをプログラムチェンジにする)
21.KEY A CC#▶1(プログラムチェンジ1を送信)
22.KEY A Tog▶OFF(トグルとして機能しない)
23.KEY B MOD▶PC#(Bをプログラムチェンジにする)
24.KEY B CC#▶2(プログラムチェンジ2を送信)
25.KEY B Tog▶OFF(トグルとして機能しない)
26.KEY C MOD▶PC#(Cをプログラムチェンジにする)
27.KEY C CC#▶3(プログラムチェンジ3を送信)
28.KEY C Tog▶OFF(トグルとして機能しない)
29.KEY D MOD▶PC#(Dをプログラムチェンジにする)
30.KEY D CC#▶4(プログラムチェンジ4を送信)
31.KEY D Tog▶OFF(トグルとして機能しない)
4.カスタムモード1で起動
設定したら電源を落として保存、その後カスタムモード1で起動します。
※以後起動モードを変更しない限りカスタムモード1で起動します
カスタムモード1で起動:Cボタンを押しながら電源を入れる
■Amplitube 5の設定
1.AUDIO/MIDIタブの設定
ハンバーガーメニューをクリックしてAUDIO/MIDIタブを表示した後、MIDI InputにTSMIDI2.0(MIDI Commander)を選択します。
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2.CONTROLタブの設定
CONTROLタブを選択した後、001に適当なプリセットを選択します。
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ここでは動作確認のため、以降002~006にもプリセットを割り当てました
■動作確認
MIDI CommanderおよびAmplitube 5の設定が完了したら、MIDI Commanderのフットスイッチを踏み動作確認します。プリセットが下記のように変更されれば成功です。
MIDI CommanderのAボタン(画面表示は1A)▶001で設定したプリセット
MIDI CommanderのBボタン(画面表示は1B)▶002で設定したプリセット
MIDI CommanderのCボタン(画面表示は1C)▶003で設定したプリセット
MIDI CommanderのDボタン(画面表示は1D)▶004で設定したプリセット
005以降で設定したプリセットに変更したい場合は、UPボタンを押すことでパッチバンクが切り替わります。※Bank ModeをIMMにしていると自動的に2Aが選択されます
MIDI CommanderのUPボタン▶パッチバンクの切り替え
MIDI CommanderのAボタン(画面表示は2A)▶005で設定したプリセット
MIDI CommanderのBボタン(画面表示は2B)▶006で設定したプリセット
また、ライブモードを選択すると、さもエフェクタボードを操作するかのように視覚的にその変化を確認することが出来ます。
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ただし、ライブモードはあくまでiRig Stomp I/OおよびAXE I/O専用に設計されているため、005以降に設定したプリセットを表示するには>ボタンをマウスでクリックしなければ画面表示は変更されません。
■おわりに
最後まで読んで頂き有り難うございました。あくまで個人的備忘録ですが、何かしらの参考になれば幸いです。
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