BIAS FX 2:MIDI Commanderで操作する(プリセット変更)
■はじめに
BIAS FX 2スタンドアローン起動にて、プリセットをMIDI Commanderで操作する方法を書きとめています。
■MIDI Commanderの設定
1.カスタムホストセットアップモードで起動
2.画面表示を設定
ここではA,B,C,DボタンをPC#にしたいため、Bank Moveを4xに設定しています。また、MIDI CommanderとBIAS FX 2との表示を一致させるため、SCR Startを1に、PC Startを1にしています。
3.A,B,C,Dボタンを設定
Aボタンを踏むことでPC#1を、Bボタンを踏むことでPC#2を、Cボタンを踏むことでPC#3を、Dボタンを踏むことでPC#4を送信するよう設定します。
4.カスタムモード2で起動
設定したら電源を落として保存、その後カスタムモード2で起動します。
※以後起動モードを変更しない限りカスタムモード2で起動します
■BIAS FX 2の設定
1.AUDIO SETTINGSの設定
ハンバーガーメニューをクリックしてAUDIO SETTINGSを表示した後、Active MIDI InputのTSMIDI2.0(MIDI Commander)にチェックします。
2.PRESET EDITの設定
プリセットブラウザを表示した後、適当なプリセットを選択して編集アイコンをクリックしてPRESET EDITを表示します。
3.MIDI PCの設定
表示されたPRESET EDITのMIDI PCに1を設定します。※0ではないことに注意
■動作確認
MIDI CommanderおよびBIAS FX 2の設定が完了したら、MIDI Commanderのフットスイッチを踏み動作確認します。プリセットが下記のように変更されれば成功です。
MIDI PC 4以降に設定したプリセットに変更したい場合は、UPボタンを押すことでパッチバンクが切り替わります。※Bank ModeをIMMにしていると自動的に2Aが選択されます
■MIDI Commander設定の共有
上記MIDI Commanderの設定において、Amplitube 5とBIAS FX 2ではPC Startの値が0か1かの違いしかありません。なのに、そのためだけに2つしかない貴重なカスタムモードを消費するばかりか、アプリを変更するたびにMIDI Commanderの起動モードも変更する必要があるのはなんとも面倒なため、ここではカスタムモード1に設定したAmplitube 5での設定を利用したBIAS FX 2の設定を書きとめておきます。
とは言え設定は簡単で、PRESET EDITのMIDI PCの値を1ではなく0からはじめる、つまり送信したいPC#-1の値を設定するだけです。これにより、アプリを切り替えてもいちいちMIDI Commanderの起動モードを変更する必要なく同様の動作が可能となります。
■おわりに
ちなみに、PC Start 0の状態でKEY CC#の値をすべて-1してやれば、BIAS FX 2の設定を変更せずとも同様の動作が可能となりますが、そうすると結局MIDI Commander設定の共有が出来ず本末転倒となるため割愛しました。
最後まで読んで頂き有り難うございました。あくまで個人的備忘録ですが、何かしらの参考になれば幸いです。
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