Cubase Elements 13:ドラムマップを作成する
■はじめに
Cubase Elements 13におけるドラムマップとは、インストゥルメントトラックに読み込んだドラム音源において、どの音(ピッチ)を押せばどの音色(インストゥルメント)が鳴るかを定義したファイルを指します。
ドラム音源によってはあらかじめ準備してくれているものもありますが、多くはマニュアルだったりそのソフトウェアで確認出来るだけのものとなっているため、大抵は自力で作成する必要があります。
■ドラムマップを作成する
1.ドラムマップ設定ウインドウの表示
Cubase Elements 13でドラムマップを作成するには、ドラムマップ設定ウインドウを表示する必要があります。ドラムマップ設定ウインドウはMIDIメニューからも開けますが、ここではすでに作成されたインストゥルメントトラックから開く方法を記します。
2.ドラムマップの作成/編集/保存
ドラムマップ設定ウインドウでは、新規にドラムマップを作成/編集/保存したり、すでに作成したドラムマップを読み込むことが出来ます。ここではドラムマップを新規に作成して編集、そして保存する方法を記します。
ここで言うドラムマップの編集とは、ピッチに相当するインストゥルメント名をひたすら入力していく作業を指します。どの音(ピッチ)を押せばどの音色(インストゥルメント)が鳴るかは、音源側で用意されたドラムマップを参考にするか、実際に音を鳴らしながら個々で判断する必要があります。
3.ドラムマップの読み込み
ドラムマップ設定で新規にドラムマップを作成/保存しても、そのままではまだインストゥルメントトラックに反映されていません。反映させるには作成したドラムマップ設定を選択する必要があります。
4.ドラムマップの移動
新規で作成したドラムマップは音名順に並んでいますが、選択してドラッグすることで好きな位置へと並び替えることが出来ます。
移動はドラムマップ設定だけでなくドラムエディターでも可能です。
※移動だけでなくインストゥルメントの変更も可能です
ドラムエディターまたはドラムマップ設定で行った変更は、双方自動的に反映されます。ただし、その内容が有効なのはプロジェクト内のみであり、変更内容を異なるプロジェクトでも利用したい場合は、ドラムマップ設定にてドラムマップを保存する必要があります。
■おわりに
最後まで読んで頂き有り難うございました。あくまで個人的備忘録ですが、何かしらの参考になれば幸いです。