見出し画像

アラフィフ40代で実際に転職活動始めてみましょうか(職務経歴書、自己紹介、退職理由、志望動機編)

初めに、あくまで私の印象ですが、キャリアアドバイザーや転職コンシェルジュ的なことをされている方というのはやはり採用側の目線だなと思います。それは致し方ないことで、成約率が彼らの評価基準なので、企業側を変えられないなら応募側の気持ちを変えるしかないため、そうなってしまうわけです。また、実際に採用が決まった人についても、手記的なものを読んでいると、なぜか企業に寄せるような方向性になっているイメージなので、私は完全に応募側の目線で、一切採用側に寄せることなく、結果として、どうするのが良かったと思ったか、についてお話しさせていただきますね!
私の内容だと内定もらうまでに時間がかかるかもしれませんが、転職後のアンマッチは防げるのかな?と思います。

さて、以前お話しさせていただいた、今回色々と考えさせてもらった、下記の内容について、進めたいと思います。

  1. 職務経歴書を見直す

  2. 自己紹介を見直す

  3. 退職内容を見直す

  4. 志望動機を見直す ←今日はココマデ

  5. 受ける会社、順番を見直す

  6. 面接での考え方を見直す

  7. 不採用についての考え方を見直す

  8. 直感力を信じる

職務経歴書をまずはフルバージョンで作る

私の職務経歴書は当初、下記の通りでした。

  1. 社歴を抜いた、学校卒業以降の業務だけの職務経歴(正社員以外も含む)

  2. 詳細な職務経歴(新しいものから)

  3. テクニカルスキル(ツールを羅列)

  4. 取得資格

最終的なフルバージョンは下記になりました。

  1. ⑧志望動機

  2. ⑥応募した職種に関わる経歴だけを要約(定量成功事例付き)

  3. ⑦応募した職種についての自分の考え方(あれば)

  4. ③担当職種経験年数

  5. ④テクニカルスキル(各ツールの使用年数を種類別に)

  6. ②詳細な職務経歴(退職理由付き)

  7. ①取得資格 

  8. ⑤自身の強み

書類内の順番が先頭の数字で、丸付き数字は、書き出す(考える)順番です。
先日、エージェントについてお話しした時にも書きましたが、応募関係なく、職務経歴書等を見てくれるキャリアアドバイザーの方と知り合いまして、その方から、
とりあえず口語でも良いので、いい感情も悪い感情も自分の経歴を一旦出してみるといい。
と言われまして書き出してみました。
やってみて思ったのが、これは経歴が少ない人ならいいのですが、多い人だとただでさえ長い職務経歴に、この書き出した情報を入れたほうがいいのかな?とか考え出してしまい、ただ長くなる職務経歴書ができ上がるのでイマイチオススメできませんw。
というわけで、その代わりに既に手元にある、前回の転職活動等で使用していた職務経歴書に対して、外に出す出さないに関わらず、一旦情報をすべて集約してみることをオススメします(後から不要分を削除します)。

②の職務経歴を時系列ですべて書き出してみる

①の資格は動かないものなので、最初でも最後でもいいので書き出しておいてください。
そしてまずは、②職務経歴(詳細)について、過去のことを思い出して全部書き出してみます。これから先、どんな職種を受けることになるのかわからないので、とりあえず定量評価できそうな数値は書き残しておくこと。
削るのは後からいくらでも削れます。
そして心の動きからの退職したくなった経緯も入れておきます。
これは参考になるかわかりませんが、私は社内異動も結構あったので、
下記のようにまとめて書くようにしました。

  • 担当業務(時期によって書き分け)

  • 担当システム、クライアント

  • 成果

  • どういうつもりで転職したけど、就労中にどう考えて、どう変化して、退職に至ったか

退職理由を書き出す理由

正直、毎回いちいち聞かれて説明するのめんどくさい、書いておくので読んでおいてください、という理由から書き出したものだったのですが、これをいったん書き出したことによって、自分の「退職理由」がぶれなくなりましたw書面に残すかどうかは応募する企業に合わせるといいと思います。
また、ぶれがなくなったことによって、胡散臭さが無くなったように思います。

と、いうのも、よくある「退職理由をマイナス理由にしない」に出てくる例ですが、採用面接をしたことがある私だからか、「あーはいはい、それね、いやぶっちゃけのところ違うでしょ?何が嫌だったのよ?!」ってなりませんか?私はなります。
例えばこれ、「残業が多いのが嫌だった」という理由を「キャリアアップのため」等に誤魔化したとして、その会社が実はサービス残業(打刻につけない)を歓迎している会社だったらどうしますか?
その会社に受かりたいでしょうか?
サビ残とまでいかなくても、見込み残業をフルでこなすことを是としている会社だとしたら?
私は、時間内にパフォーマンスが出せていれば、見込みすらこなす必要なないと思っています。
そこの考えが会社と一致していないと不幸じゃないですか?
なので、本当にやるべきは、
本当の理由をどのくらいオブラートに包みまくった上でワガママで言っているわけではないと思われるように伝えることができるか。
じゃないでしょうか。
例えば口頭でお話しする場合は、そこに、残業全部が嫌というわけでなく自分でコントロールできないことが嫌だった、や、残っている方が評価されるという風土が嫌だった。というところを補足してお話しした上でも落とされる企業なら、それは恐らくそういう企業だったんだろう、と諦めもつきますよね。

職務経歴をもとに、③担当職種経験年数 ④テクニカルスキル を計算しつつ洗い出す

③担当職種経験年数というのは、私の場合、もりすにできるお仕事集にもあるように、社長秘書からPMまで経験があるので、それぞれの年数を書き上げました。
④テクニカルスキルは、GoogleAnalytics6年、Office系23年、という、一般的なツールについて、どのくらいの年数利用したかを書き出しました。
技術系の場合は必須ですね。

これらは、各種転職サイトに登録させられた情報をざっと見たときに、採用側からするとあった方がいいだろうなというものをピックアップしました。
職務経歴を全部見るのが面倒と思う採用側の意図を汲んでみました。

⑤自分の強みを3〜5つくらい書き出してみる

今までは経歴ベースでしたが、逆に、これらの経歴を通して自分が得たものベースでまとめてみます。
これは自分が話をするときのためにも使える情報になりますし、経歴を読んだ採用側の方が、え?で結局この人何ができんの?と思ったとき用にこちらでまとめておいてあげる、というイメージです。
私の場合は、一例ですが下記です。

  • 当事者視点に立った問題解決
    トラブル解決やバグ調査、ヘルプデスク経験から、ユーザ視点からの解決方法を提案することができる

  • 社内の仕組みづくりや業務カイゼンができる
    属人化していた業務のフローを作成し、関連部署に話をつけ、無理無駄ムラを無くし、マニュアルも整備した

のような感じです。

これは自分のためにやるところもあるので、書面に残すかどうかは応募する企業や募集要項にあわせて足し引きするといいのではと思います。
具体的に私の場合は、経歴として弱い、足りないところを応募する際は、他のことでカバーできますよ!という意味で載せておく感じに使いました。

⑥⑦⑧については応募する企業が決まってから書きます。

⑥応募した職種に関わる経歴だけを要約する

私の場合、コンテンツディレクター、SEOディレクター、Webディレクターとして応募する場合は後半の職歴を大きくして要約しました。また、WebディレクターといってもWebサイトや紙などのデザインがメインの制作会社があれば、システムをスクラッチで制作できるような制作会社もありました。前者の募集の場合、私の経歴だと弱いです。そのためできるだけUI /UX関係やCVR向上の内容を強めに書きます。後者だと、職歴前半のシステム会社にいたときの経歴を強めに書きます。
このとき数字で出せる成果もそっと組み込みました。

⑦応募した職種についての自分の考え方(あれば)

私はWebマーケッターとしてのデビューが遅かったので、今後もこの分野でやっていくために、こういう考え方をしている、ということを書いておきたかったです。
Webマーケティングと一言で言っても中身は結構分業化されているので、その中でなぜ今までの経歴を辿ったのか、の自分のポリシーを語りたかったのです。ずっと一つのことを最初からやってきた方には不要かと思います。

⑧志望動機

応募する企業のことを調べ倒した上で、今まで自分がまとめてきた内容と一致することを探して、だから私はこの会社で働きたいんだ、ということを文章化しておきます。

この職務経歴書から応募職種や企業に合わせてピックアップしたカスタム職務経歴書を作る

フルバージョンからは後は削るだけです。
応募する企業の募集要項や企業文化がわかるものを熟読し、欲しい人材をイメージしながら、自分の経歴や紹介を削ります。
その際、チャレンジ職種だったら、直接的につながる職種でなくとも、自分が魅力的に見え、かつ、社会人として役立つ経歴のものはしっかり入れていくようにします。
この人なら経験がなくても、柔軟に対応できそう学習能力高そう投資した後の効果が大きそう、と思ってもらえれば良いのです。
職務経歴の中に、退職理由を入れたほうがいいかどうかも、その時々で検討してください。全体的に長くなりそうならカットするもありだと思います。
(口頭で説明した方が言い訳もできますし…w)5ページくらいにまとまると良いと思います。(と言う私は7ページあります。)

フルバージョン職務経歴書からピックアップして自己紹介を作る

自己紹介も複数バージョン作る

自己紹介は、結局紙を見ながら話すわけにはいかないので、ある程度トピック単位でまとめておくとイレギュラーに対応できるようになります。

  1. フルバージョン(学校卒業してから退職理由込みで志望動機で〆る)

  2. 経歴のみバージョン(学校卒業してから今に至り、からの志望動機で〆)

  3. 応募する職種についてのみ経歴を割愛したバージョン(Webに関わったところをピックアップし今、志望動機で〆)

自分で言うのもなんですが、フルバージョンはすごくアホっぽいです。
とはいえ、実は、最初は自己紹介と言われればフルバージョンを話していたのですが(どうせ後から聞かれるし、、、と思って)、
そのあとの空気が会社によって結構違うのでw、今思えばアホだと思われていたのかもな、、と思ったり思わなかったり…。

簡単に自己紹介してください

と言われたら、3番で対応するようにしました。

フルバージョンで話すときは、「退職理由も交えながら」「転職理由も交えながら」等の自己紹介を希望されたときに限定しました。

これかなり終盤で気付いたので、直近は短いバージョンを使っていたのですが、実際、内定をいただいた企業には「転職の経緯も交えながら」と言われたので、フルバージョンを話しました(気持ち的に用意がなかったので、焦ってフルフルで話してしまいました〜〜〜〜)。

相手が求めるレベル感のもので戻せるのが一番いいと思うのですが、先方の雰囲気だけではどのレベルのものを求めているかわからないので、私は、ちょっと長くなるかと思いますが…ですとか、簡単な自己紹介させていただきますね。等、前振りをしてから話しました。

これは良いか悪いか謎です。
企業と私自身の相性が一番影響すると思いますが…。
内定いただいた会社の部長は「よく噛まずに言えるな〜と思って聞いてました」と仰っていましたw

私も職務経歴書見直すの嫌だったんですけど、転職理由や自分の強みを明確にするためには意外と有用なので嫌々ながらやってみてください

です。
もう私は過去の転職活動のことを思い出すので、自分の経歴見るの本当に嫌いだったんですよね〜。
でも、丁寧にやってみると、あ、私はこうだから今からこう言うことをしたいんだ!や、あ、私ってこんなところ自慢できるな!!と言うことに気づけます。
転職したい時って、プラスの理由ばかりじゃないし、年齢も年収もあって落ちまくると思うので、自分に自信を持てることを少しでも増やしておきたいと思うのです。
そして、これらのことが自分の中にしっかり根付いている場合の話し方って全然違うと思うのです。
正直、友人や昔の知り合い含め、本当に実力があるないは別として、

堂々としている人ほど内定もらえがちです。

自信がない人ほど、自分のことを振り返って、自信になるネタをなるべくたくさんつくっておきましょう!




30代後半以上の独身の方の生活を応援するサービスを作りたいと思っています。もしサポートいただけるのであれば、そちらの費用に当てさせていただきます!5年くらいで軌道に乗せられるといいなあ、、、。