もっと妄想してもいいんだよ。
【思考の自由を教えてくれる本】
三浦しをんさん。
原作がいくつも映画化されてる有名な作家さんだけど、
実はあんまり読んだことがなかったわたし。
聡明で一癖ある的イメージを勝手に持っておりました。
でもこの本を読むと、
そんな単純な言葉では表せないしをんさんの
生々しい姿がダイレクトに伝わってきて、
一般的なイメージは崩壊します。
趣味と実益を兼ね、古書店で
ヴィンテージ漫画と同人誌の
値付けのバイトをしているしをんさん。
マニアックかつ泥臭い漫画、
特にBL漫画が大好物で
友人と熱く、ねっとりと語り合ったり
しているしをんさん。
夏に温室並に暑い自室で、
ラグビー部員と野球部員が相撲部の部室で
逢い引きしている妄想をふくらませる
しをんさん。
夜道で男性カップルを偶然目にして、
『生きてて良かった』
と神に感謝するしをんさん。
お正月に、箱根駅伝を見ながら
またまたBL妄想を炸裂させるしをんさん。
(;゜∇゜)
これ、書いていいの?
大丈夫?
と心配するほど、
しをんさんの脳内妄想を出し惜しみせず
書いてくれているんです。
さすが一流作家!!
とどまることを知らない妄想の激流が
滝のように次々押し寄せてきています。
そして自分をさらけ出すことへの抵抗感は
一切見当たりません。
成る程。
これが一流作家の脳内なのか。
こんな風に、自由に、めちゃくちゃ自由に、
自分の妄想を展開していいのね。
空想とか、想像とか
きれいめな言葉でごまかさず、
妄想の翼を広げていいのね!
そんなしをんさんの
腹の据わった生き様から、
多大な勇気をもらいました。
背中を押してくれて、ありがとう。
これからは、
堂々と妄想していきます✨✨✨
🌹 🌹 🌹