藤塚洋介

みんなのアタマにある、やりたいこと=アイデアを”カタチ”にするのが大好きです。 202…

藤塚洋介

みんなのアタマにある、やりたいこと=アイデアを”カタチ”にするのが大好きです。 2023年にMOONSHOT WORKS株式会社を創業しこれまで80以上の新規事業に関わる。”自走できるイントレプレナー人財”社内起業家を育成するプログラム「スキルCUBE」を提供。

マガジン

  • 「ビジネスの未来を貫くフレームワークとメソッドの完全ガイド」

    「ビジネスの未来を貫く:フレームワークとメソッドの完全ガイド」は、社内起業家や新規事業運営展開、マネージャ向けに設計された実践的ガイドです。イノベータ理論やキャズム理論、バリュープロポジションキャンバスなどを活用し、新規事業のアイデアを市場に適応させるための具体的なアプローチを紹介します。 さらに、PEST分析や3C分析、SWOT分析を継続して外部環境や市場変化に対応する方法を説明します。には、チームをリードし、事業成長戦略を構築するための方法論やフレームワークを提供します。これにより、組織内での革新を推進し、競争力を高める実践的な知識を得ることができます。

  • 同じ失敗は繰り返さない!新規事業の”傾向と対策”

    「社内起業家=イントレプレナー」たちは新規事業を立ち上げるために日々切磋琢磨して、多くの「同じような壁」にぶつかります。 筆者の10年以上多くの新規事業に関わってきた経験から そんな「新規事業のあるある」”失敗の傾向と対策”を記事にしていきます。 会社内で、新規事業部署のマネージャを任されて間もない方、これからチームを持ち上げようとするリーダーの方、とにかく部下に成長してほしい。そんなみなさんに読んでいただきたいです。 ご感想や、こんな事例も取りあげてほしい、こんな時どうすればいいの?などコメントをお待ちしています! 一緒に学び、壁を乗り越え、新規事業で未来を変えていきましょう!

最近の記事

いまさら聞けないバリューチェーンの基本【フレームワーク#07】

皆さん、こんにちは。 MOONSHOT WORKS株式会社代表の藤塚洋介です。 このページでは、バリューチェーン分析の基礎から実践的な活用方法、デジタル化の影響まで、図解や事例を交えて分かりやすく解説します。 新規事業に関係があるの?と思う方も多いかもしれませんが、実はアイデア出しにすごく使える分析手法なのです。 自社の強み・弱みを理解し、競争優位性を高めるための実践的なヒントを見つけてくださいね。 実はよくわかっていないという方は基本編にバリューチェーンの基本や事例

    • 「競争に負けない為のファイブフォース分析」:評価リスト付き 【フレームワーク#06】

      はじめに 新規事業を立ち上げたけど、あっという間に競合が増えて太刀打ちできなくなった。顧客に価格交渉で強気に出られて思ったように利益が出せない。強豪と思っていなかった製品に代替えされた。 新規事業において、このような悔しい経験された方も多くいらっしゃるのではないでしょうか?私も何度かこのような経験をして悔やんだものです。 ビジネスにおいて競争に勝つには外部環境を知ることが何より大事です。 そのスタートラインは、自社を取り巻く競争環境を深く理解することから始まるのです。

      • よくある『PEST分析』の間違い:社内起業家のための成功法」【フレームワーク#05】

        はじめに ビジネスの世界では、周りの環境が刻一刻と変化していく中で、適切な戦略を立てることが非常に重要です。 PEST分析は、そんな外部環境を分析するための人気フレームワークです。 政治・経済・社会・技術という4つの視点から分析することで、ビジネスチャンスを見つけたり、リスクを事前に察知したりすることができます。 皆さん、こんにちは。MOONSHOT WORKS株式会社代表の藤塚洋介です。 私は新規事業開発コンサルタントとして、これまで70以上のプロジェクトに携わってき

        • 安心成長から飛躍のステージへ!アンゾフのマトリクスで未来を切り開くには?【フレームワーク#04】

          はじめにビジネス環境が急速に変化する現代において、企業が成長し続けるためには、適切な戦略を立て、それを実行することが欠かせません。 新規事業開発の世界に足を踏み入れて10年と少し。 私、藤塚洋介が 70以上のプロジェクトに携わってMOONSHOT WORKS を立ち上げてきた今日までに最もよく使われるフレームワークがあります。 その一つが、「アンゾフの成長マトリクス」です。 このガイドでは、アンゾフの成長マトリクスの基礎から最新の応用例まで、特にデジタル時代やグローバル

        いまさら聞けないバリューチェーンの基本【フレームワーク#07】

        • 「競争に負けない為のファイブフォース分析」:評価リスト付き 【フレームワーク#06】

        • よくある『PEST分析』の間違い:社内起業家のための成功法」【フレームワーク#05】

        • 安心成長から飛躍のステージへ!アンゾフのマトリクスで未来を切り開くには?【フレームワーク#04】

        マガジン

        • 「ビジネスの未来を貫くフレームワークとメソッドの完全ガイド」
          7本
        • 同じ失敗は繰り返さない!新規事業の”傾向と対策”
          19本

        記事

          新規事業開発のハイプサイクル攻略法:失敗を恐れない技術投資の秘訣【フレームワーク#03】

          はじめに:技術の進化と新規事業開発の課題テクノロジーは常に進化し、私たちの生活を豊かにする新しい技術が次々と登場します。 しかし、革新的な技術であっても、すべてが成功するとは限りません。 未来を予測し、新しい技術とどのように向き合っていくべきか、悩んだことはありませんか? 私が見てきたケースでも、「技術的な参入タイミング」を見誤ったがために失敗したケースはかなり多く見られました。 皆さん、こんにちは。MOONSHOT WORKS株式会社代表の藤塚洋介です。 私は新規事業

          新規事業開発のハイプサイクル攻略法:失敗を恐れない技術投資の秘訣【フレームワーク#03】

          社内起業家が知っておきたい、キャズム突破と逆張りの2大戦略とは?【フレームワーク#02】

          イノベーションのジレンマを打破し、成長軌道を描く今回は前回のイノベータ理論と一緒に語れらることの多い「キャズム」について書きたいと思います。 ビジネスの世界では、革新的な製品やサービスを市場に投入しても、期待したほどの成功を収められないケースが後を絶ちません。 なぜ、画期的なアイデアが広く受け入れられないのでしょうか? その答えの一つとして、キャズム理論が挙げられます。 本稿では、キャズム理論を深く掘り下げ、イノベーションのジレンマを乗り越えるための羅針盤を提供します

          社内起業家が知っておきたい、キャズム突破と逆張りの2大戦略とは?【フレームワーク#02】

          イノベーター理論で解き明かす、失敗しない参入戦略とは? 【フレームワーク#01】

          社内起業家の皆さんこんにちは。 新規事業に特化したコンサルティングを提供しているMOONSHOT WORKSの藤塚洋介です。 私の会社では、プロジェクトの伴走支援と共に、様々なフレームワークを使ってアイデアの可視化と活用、再利用できるデータとして保存できるように社内起業家の育成をしています。 フレームワークを使いますが、全てのプロジェクトが同じやり方でうまくいくわけではなく、取り組む新記事業によって使い方も違ってくるのです。 この記事では有名な「イノベータ理論」の基本と

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          CLOSEのカウントダウン(その2)家族会議に学ぶ新規事業の撤退条件とは?

          家族の選択今回は、とある家族の家族会議をのぞいてみましょう。 どうやら父親の転勤が決まったようです。 突然の家族会議の話にびっくりしたでしょうか? もし、この家族が事前に家族会議をしていなかったら? 感情的になって、みんなバラバラのことを言っていたかもしれないし、一緒に行かなかったかもしれない。 何より家族の納得感がなかったかもしれません。 「いざ」と言う時は感情が先走ってしまい、冷静に考えられないもの。 これは新規事業を進める上でもとても大事なことなのです。 前回

          CLOSEのカウントダウン(その2)家族会議に学ぶ新規事業の撤退条件とは?

          CLOSEのカウントダウン(その1)新規事業が止まる瞬間とは?

          はじめに:新規事業の熱意が消えていく瞬間あなたは、かつて燃えるような情熱を持って始めた新規事業が、いつしか重荷に感じられるようになった経験はありませんか? 「なぜ、この事業を始めたんだっけ?」 「本当に、これが私たちのやりたかったことなの?」 こんな疑問が頭をよぎり始めた時、あなたの新規事業は既にCloseの危機に瀕しているかもしれません。 メーカーの新規事業部門で働く社内起業家の皆さんは新開発プロジェクトを任されました。 最初は「日本人の働き方をアップデートする」と

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          忖度だらけの事業計画 〜新規事業成功への本当の道筋とは〜

          はじめに:社内起業家の苦悩「3年で売上30億円、黒字化達成」 あなたは、この数字を見てどう感じますか?希望に胸を膨らませますか?それとも、胃が重くなる感覚を覚えますか? 新規事業の立ち上げに携わる多くの社内起業家が、このような非現実的な目標設定に直面し、苦悩しています。 実現可能性を十分に検討せずに立てられた計画。それは、単なる数字の羅列ではなく、あなたの未来3年間の奮闘の軌跡を決定づけるものになるのです。 例えば、大手電機メーカーでIoTプラットフォーム事業の立ち上げを

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          「社内プレゼンを制覇せよ!」その3ストーリー編 〜「本当にマーケットあるの?」〜

          はじめに:革新の壁に立ち向かう「本当にマーケットがあるの?売れるの?」 私が初めて新規事業の提案をしたとき、会議室の空気が凍りついたのを今でも鮮明に覚えています。 その一言で、何ヶ月もかけて準備したプレゼンが一瞬にして崩れ去りそうになりました。 この経験は、多くの社内起業家が共感できるものではないでしょうか。 この記事「社内プレゼンを制覇せよ!」シリーズ3では、MOONSHOT WORKS株式会社で70以上の新規事業立ち上げに関わってきた経験を基に、この「見えない壁」を

          「社内プレゼンを制覇せよ!」その3ストーリー編 〜「本当にマーケットあるの?」〜

          「“学ぶだけ”で終わらせない! 新規事業フレームワーク実践のための3ステップ」

          皆さん、こんにちは。MOONSHOT WORKS株式会社の藤塚洋介です。 新規事業開発のコンサルタントとして、数多くのプロジェクトに携わってきた経験から、今回は「学んだフレームワークが使われないあるある」な課題についてお話ししたいと思います。 新規事業開発の落とし穴:学んでも使えないフレームワーク「研修で面白いと思った新規事業のフレームワークも、実際の事業開発にはほぼ使っていない...」 この体験、身に覚えはありませんか? 実は、これは新規事業開発に携わる多くの方々が

          「“学ぶだけ”で終わらせない! 新規事業フレームワーク実践のための3ステップ」

          「恋とビジネスは同じ?新規事業でソリューション依存を克服する方法」

          タカシとアヤの「好き違い」社内起業家の皆さん。 このお話が新規事業開発において学ぶところがあったことに気づきましたか? 新規事業の世界では、革新的なアイデアが生まれた瞬間、そのソリューションに酔いしれてしまうことがあります。 しかし、この「ソリューション酔い」こそが、多くの新規事業を失敗に導く落とし穴となっているのです。 私、藤塚洋介は新規事業開発のコンサルタントとして、70以上のプロジェクトに携わってた経験から、この問題がいかに深刻で、かつ普遍的であるかを痛感していま

          「恋とビジネスは同じ?新規事業でソリューション依存を克服する方法」

          「社内プレゼンを制覇せよ!」その2〜コミュニケーション編〜苦手を乗り越える実践テクニック

          ネゴに頼らないためには?皆さんこんにちは、新規事業コンサルタントの藤塚洋介です。 今回は、前回の資料編に引き続き、私自身の失敗談も交えながら、社内説明を成功させるための「コミュニケーション編」としてポイントをお話しします。 前回の「資料編」で伝え方について色々書かせていただきましたが、資料を使ったプレゼン本番は10分から20分しかないケースが多いので、初見の人は圧倒的に時間が足りませんし、聴く側も既存事業から新規事業の判断基準に脳内をスイッチするのも間に合わなかったりします

          「社内プレゼンを制覇せよ!」その2〜コミュニケーション編〜苦手を乗り越える実践テクニック

          「社内プレゼンを制覇せよ!」その1資料編〜苦手を乗り越える実践テクニック〜

          「また落とされた…」 深夜まで頑張って作り上げた新規事業の提案資料。 チームメンバーと何度も推敲を重ね、自信を持って臨んだ役員会。 しかし結果は厳しいものでした。 「うちの役員は既存事業に忙しくて新規事業をわかってないのではないか?」 そんなネガティブな言葉が頭をよぎります。 でも、本当にそうでしょうか? 私は新規事業開発コンサルタントとして、これまで70以上のプロジェクトに携わってきました。 その経験から、社内説明の成否を分ける重要なポイントがいくつかあることに気づき

          「社内プレゼンを制覇せよ!」その1資料編〜苦手を乗り越える実践テクニック〜

          知らないと損をする”値決めのワナ”とは!?【チェックシート付き】

          はじめに:起業家達の苦い経験いかがでしょうか? 在庫の嵐、、、シャレになりませんね。 アイデア段階で「いいね」「欲しい」と言ってくれた人たちが、実際のサービスは購入してくれない。 それどころか時に反対のことを言う。 社内起業家の皆さんは、自社の商品を置き換えて考えてみてください。 ひょっとして「私も似たような経験しました。」と思っている方もいるかもしれませんね。 この現象を、私は”値決めのワナ”と呼んでいます。 皆さん、こんにちは。 MOONSHOT WORKS株式会

          知らないと損をする”値決めのワナ”とは!?【チェックシート付き】