ラテラルに行こう
視野は狭窄するものです。
忙しくなるほど狭くなり、制約条件に対する意識が強くなります。
より大きな問題なのは制約条件に縛られるだけでなく、制約条件に甘えて考えたり周りを見るのをやめてしまうことです。
ある軸に沿って端的に考えたり、掘り下げて考えるのが論理思考で、垂直思考、バーティカルシンキングと呼ばれるのに対し、そもそもの軸を変えたり視野を広げる考え方を水平思考、ラテラルシンキングと呼びます。
忙しい時に素早く物事をこなしていくには、納得感を醸成しやすい論理思考が有効ですが、本当に向かっている方向が正しいかを考えるには狭窄した視野でも周りに目を向ける水平思考が必要です。
視野はどんなに狭くなっても、首を回せば視界に納めることができます。
忙しい時ほど首を回して周りを見る努力をしましょう。