個人(個別)の物語という概念は、どこが出典?
twitterで、個別の物語の喪失はメンタル不調と無関係ではない、というような呟きを見た。
うん、わかる、んだけど、そもそもその概念ってどこが出典なの?
なんか詳しく書いてる本があるなら、ぜひ読みたいのだが。
私はこういう理由でこうなってしまった、というストーリー感覚を持っているということが健全な精神を保つ上で重要なのだろうか?
ちなみに占星術研究家の鏡リュウジさんは『人間は物語の中で生きる動物なので「あの時あれがあったからこうなっている」という感覚がとても大事』と言っているのだが、その根拠は何なのか。私もこのことには賛成なのだが、この人たちが言ってる「個人の物語」って何なのか。
個人の物語を再認識させるのが占いだみたいなことを鏡リュウジさんが言ってたのを思い出す、とツイートしたら結構リツイートも良いねもされたのだが、思うところがある人が多いようだ。多分、なんかわかる、と思ったからなのだとは思うのだが、そういうことだ。
鏡リュウジさんは主に心理占星術というちょっと特殊な占星術を扱っていたはずだ。どちらにせよ、占星術という星の配置でその人の性格や運勢を占う。鏡リュウジさんの主張では、占いこそが、個人の物語を紡ぎ直す手伝いができるツールとのことなのだが、占星術は、まあ、わからなくもない。
私は魚座だからこんな性格のところがある、とか、水星の配置がこうだからああでとか、自分の輪郭を占星術で出すのも、見失いつつある自分を探すヒントにはなるとは思う。
それで結局、個人の物語という概念とか、それを見失うことでメンタルが不調になるというようなことはどこで言っているんだろう??
それとも、まだどこでも言ってないけど、感覚的にそう感じている人は多いということなのだろうか。
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