クジラの心臓
うわー。うわー。穴があったら入りたい。
これ、私が今日、起きた時に思ったことです。
昨日ね、初めてスペースとやらをしてみたんですが、調子に乗ってベラベラベラベラ…… 思い返すと恥ずかしい うん、穴があったら入りたいよ
でもね、今年は確実に自分の人生の転機で
だからこそ今のきもちは残しておきたいという想いもあるので ひっそりと綴ります 備忘録
最近さくらももこ先生の「ひとりずもう」を読んでね ボロボロ泣いてしまったのだけれど それを読む少し前に わたしまったく同じきもちでいたんです ももこ先生はそのときの気持ちを”世界が変わるかもしれないという予感がした”と表現していらっしゃるのですが まさにその通りでね わたしは”人生の転機だ”と思いました 今年の7月から8月にかけてのことです
5月に誕生日を迎えてひとつ歳をとりました 私にとってはそれがすごく大きかった 人生で初めて もう若くない と思ったんです
それから、今年の2月に(相手にとってどうだったかはわからないが、少なくともわたしにとっては、)大恋愛が終わったことも大きかった(大恋愛というほどのものでもなく、少々お恥ずかしいですが、思い返せば数年前、彼と出会ったときから、わたしは彼と結婚するのかも、と思っていたので、お別れしたときに”わたしは今後これ以上ひとを好きになることはないのだろうな”と悟ったのです)つまるところ、ひとりで生きていくことに腹を括ったのですね
そうしたならば 人生についてそろそろ真剣に考えなければならなかった
(もちろん結婚についても考えてみました ちなみにわたしは結構行動派でして 合コンにも行ったし街コンにも行ったし友達にもたくさん紹介してもらった けれどわたしがひとを好きになることはありませんでした それは現在進行形でね どれだけアプローチを受けても心が動かないので これはやはり中々厳しそうだと思ったのです)
ではやはり仕事を頑張らなきゃいけない 現状の仕事に大きな不満があるわけではないのですが 今後一生今の仕事を続けていくかと問われると怖いものがあった なので転職活動をしました 基本的に私は条件重視なところがあるので 自分の条件に合う有名企業をそこそこ受けました 名の知れた企業に内定ももらった でもね、ピンとこなかったんです 本当にそれでいいの? と自分に問いました また興味のない仕事をするの? と
それで思い出しました 私がいちばん好きなことってなんだっけ? わたしがいちばん興味があることってなんだっけ? それはやはり、本や漫画がすきだということ 転職するなら出版社しかないと思いすぐに方向転換しました
でもそんなに上手くいくはずもなく それからもう一度考えてね もし万が一、億が一わたしが出版社の編集者になったとして わたしはもう2度と物語を書いたりしなくなってしまうのではないか? と怖くなった そしてもうずっと文章を書いていないことにやっと気付いたのです
気づけば最後に文章を綴ってから3年の月日が経っていました ツイッターのアカウントは2年動かしておらず 長編に至っては4年以上書いていない 面食らいました そもそも、そんなに月日が経っていることに気づいていなかったのです 最後に文章を綴ったときのことを、つい最近のことだと思っていた 社会人になってからの日々がどれだけあっという間で 日々忙しなかったのか痛感しました 同時にわたしはわたし自身がわざとこういう日常を選んでいたことにも気がつきました 恋愛、友情、仕事、その3つで成り立っている日々は忙しくもあり どこかずっと虚しかった ずっと自分の価値を人と関わることで埋めていました 無意識にひとりにならないようにしていた 自分と向き合う時間を作らないようにしていました 夢中になれることがないと人は人に助けを求めてしまうのでしょうかね
それで、久しぶりに、短編を書きました
そして、大好きな作家さんたちが、また書いてくれてありがとうと言ってくれた
そこからは 急にあらゆる迷いみたいなのが消えました 自分がやりたいこと 自分が好きなこと 自分がやらなければならないこと 思い出した、文章を書くことがこんなにも楽しかったこと あーあ なんで忘れてたんだろう なんで遠ざけてしまっていたんだろう 別に物語じゃなくてもいいのに わたしはさ ずーっと文章を書くのが好きだったじゃん なーんで忘れてたのかな
それで、ここで頑張らなければいつ頑張るんだ、と思って 現実世界のあらゆることを蔑ろにして きらめきのなかできみは消える を描きました
私のいまの夢は、作家になることです こんな歳で夢とか、恥ずかしいですが、やはり、何かしら文章を書くことを仕事にできたらいいなと思うのです でも、なんか、仕事っていう言い方も、好きじゃないな わかんないけど
でも、いま、人生がすごく楽しいです
やっと、そう思えました
なんか、書いていてむず痒くなってきたので この辺にしておこう 怠惰な自分が顔を出した時に読めるように ここに記します 安らかに