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オーストラリアとニュージーランド、霊的なものが少ない気がする

小さい頃、夜中に目が覚めると、
何かに見られている感じがして怖くて目を瞑ったり、なんでもない山道でブルっと寒気がしてその先を見ると祠が建っていたり。

なんだか肩が凝るな〜疲れているな〜と感じて、
そういえば先週有名な古戦場の近くを通ったな、と思い返したり。


私は霊感があるタイプでないけれど、日本に住んでいた時は夜どこかを歩いたりするとなにか「怖い」「恐ろしい」と感じることがよくあった。

夜の森や、人気のない路地裏、逆に人が集まりすぎているのに活気がない商店街、など。
背筋がブルっと震えるような、「目に見えない何か」の存在を感じて寒気がするような瞬間が確かにあって。

でも逆に良い時もあって、
歴史ある神社の境内に入ったときや、お墓参りに行くとき、パワーあふれる壮大な自然と対峙したとき、今度はいい意味で背筋がピンと立って
目に見えない何かに触れて「畏敬」を感じるような瞬間もあった。


多分、日本という国は自然崇拝やアミニズム信仰が土台にあって、スピリチュアリティを感じやすい土地なんだと思う。


あとは歴史。
日本は何千年と続く歴史の上に成り立つ国家であるし、その土地に生きてきた人の総数も多い。
だからこそ”霊的な”存在の総数も増えるのかな?


なぜこれを考えたのかというと、
去年からニュージーランド、オーストラリアを旅してきて、そういった「怖い」「畏れ多い」感情を全く感じなくなったことに気づいたのである。


特に、オーストラリアでは全く感じない。
土地自体が根っからに明るい感じがして、
そんな雰囲気すら感じない。
お墓ですら、なんとも思わない。むしろお花がたくさんあって、カラフルで可愛いなあなんて思ったりする。笑


オーストラリアでは街灯のない真っ暗な森の中でキャンプをしたりしているけれど、真夜中にトイレに行くのに外へ出る時でさえ「怖い」と思ったことがない。
むしろ、「野生動物出ないかな?」の心配の方が勝つ。


神社や祠などの霊的やものを祀る場所もないし、
イギリス人が入植してからの歴史もまだ浅いから、日本のように戦場だった場所がある、なんてこともない。(アボリジニの歴史はまだ勉強不足なので含みません)
災害で多くの人が亡くなった場所も殆どないし、
強いていうなら山火事で沢山の動物が犠牲になっているくらい?


これは私だけの感覚なのだろうか。

もしそういう霊的なモノが見えるパワーを持つ人がいれば聞いてみたい。
ニュージーランドとオーストラリア、幽霊少なくないですか?全然怖くないんです。って。



だから過ごしやすいのかな〜なんと思ったりもした。
日本にいた時は結構な頻度で金縛りにあったり、
家にいるだけでなんか嫌だな、怖いな、って感じる時があったから。
ただの思い込みかもしれないけれど、日本を出て全く感じなくなるのもおかしいよな?って思ったり。


私は霊的な能力があるわけではないけれど感受性はとても強くて、もしかしたら人口の多い日本だから他人からの”気”を強くもらってただけなのかも?


昔霊感がある人に、『外国人は個人主義が強いので、たとえ霊でもサラッとしている』と聞いたことがある。
恨みつらみを抱えてどろっとしているのがあんまりいないみたいなニュアンスだった。
確かに、日本は死んでも割とドロドロしてそうなんとなく。社会や人間関係をとっても、鬱々としているもんなぁ、、と当時は妙に納得した。笑


オーストラリア、ニュージーランド、なんかすっきりしていて過ごしやすいなっておんなじように思われる方、居たら是非コメント待ってます。
なんとなく私だけじゃない気がするんです。


ちなみに、今はドイツにいますが割と怖さを感じます。笑
やっぱり古くから歴史がある土地だし、争いも多かったからかな?
ていうのもいま私がいる場所が、昔からフランスとドイツでバチバチに領土争いをしてたような場所なんです。もちろん、世界大戦の被害も受けてるし。
(ドイツの歴史もさらに色々と知れたので、またそれについても書きたいな。)

それにしても、なんとも不思議だなと思いました。


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