6/7 下弦の月と日数がバラバラな理由
梅雨入りが宣言されて、「6月6日に雨ザーザー」の絵描き歌そのままに雨空でした。
今回は満月から下弦の月までの日数が長く、次の新月6/14まではあっという間に感じるかもしれません。
このように日数が均等でないのは、月の起動が楕円形だからです。
さらに言うと、その楕円も太陽の重力などの影響を受け、たわみます。
こちらのリンクにはその楕円軌道の動きがGIFアニメで見ることができてとても面白いです。↓↓
この一見不安定に見える起動は、完璧に地球を安定させる力になっています。地球に月がなければ、おそらく生命が存在する環境は作られなかったと言われています。
太陽のリズムで見ている(=日数)ので、バラバラに見えるのですが、とても安定した力なのですね。
この太陽のリズムではないけれど、並行して地球を安定させている力のリズムが現れたのが月のリズムです。
なので、月のリズムの話になると完全に太陽のリズムを捨てて旧暦で生活するのが一番!という太陰暦原理主義的な発想になる人も多いのですが、どっちが優れていてどっちが間違っているというものではないのです。
どちらも等しく大きな意味を持って存在しているからです。
太陽のリズムで今の社会は動いています。
でも太陽のリズムは忙しいです。わかりやすい分、表面的です。
長いスパンでモノを見る視点が失われがちです。
それに対して、月のリズムはもう少しゆっくりしています。
月のリズムを1日=24時間と仮定すると、大体2時間が1日に当たります。だから、月のリズムで見ると、2~3日うまくいかない事があっても「まあ4時間くらい遅くなっちゃったかな」レベルです。そのくらいだと思うともとに戻すのはまたそのくらいかけてやっても大丈夫だとすぐに考えられるのですが、太陽のリズムで3日も何もしなかったりすると「もうだめだ―二度と取り戻せない」と悲観的になってしまう事も多いでしょう。
実際に一日休んだだけでなんだか居ずらくなってしまうような職場などもたくさんありました。
月のリズムはそういう太陽のリズムの先走ったところを受け止めて、一度コースアウトしてもふわっと元に戻す事に長けています。
自分のリズムは不安定でバラバラなのに、太陽のリズムが崩れてしまった時にすぐにキャッチして「今は下弦の月だから、ちょっと切り替えしましょう」「次の新月までに全部整えればいいのでまだ間があります」というふうに、扱いやすい短さで、なおかつゆとりのある対応を提示してくれます。
ムーンプランナーに予定をのせて(=書き込んで)、月のリズムと相談してみてください。
一度うまくいかなかったことも、もう一度回収して取り組む事がもっと簡単にできるようになります。
下弦の月から新月は、最後の大掃除や断捨離、粗大ごみを回収してもらったり、終わった人間関係が整理されてキレイになったりが起きます。
そして次の新月から始まる事の準備や、場合によってはプレオープンなどが水面下で始まります。
ここまで重ねてきたものを一度片づけてしまう、しまう事で新しいスタートのためのスペースができるイメージ。
出産前の胎動期。
一瞬地味に見えて、見えない場所では何かがはじまっている時期です。
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