今年最後の下弦の月 来年の運勢について思うこと
仕事納めも終わった12/29、土曜日。
今日は今年最後の下弦の月です。
もうあと数日で2019年。新しい手帳に切り替えてバンバン使っているという人の方が多いかもしれません。ムーンプランナーは、そんな節目のタイミングでも1ページ内に大晦日と元旦がしれっと並んで収まっています。
ある意味一番ムーンプランナーらしいページかもしれません。
世の中の大きな節目はそれはそれで大切ですが、自分の節目がそこと重なっていなくても何も困る事はないのです。
世の中の節目も大切にして、自分の節目も大切にすることが、相反することはなくてどちらもちゃんと共存するのです。
新しい年に向けて、来年の運勢コンテンツも山盛りです。
あれは、とても楽しいものですね。
星座占い、四柱推命などなど、いろいろありますが、どれもワクワクします。初詣のおみくじも、運試しのお祭りや行事も各地にたくさんあります。きっとすごく楽しいからです。
ただ、それを必要以上に「守ろう」としてしまう事は、どんなに運がいいと言われてもあまりよくない結果に繋がってしまいます。
例えば「金運UPには卵を食べるといい」といわれても卵アレルギーの人は命にかかわります。ちょっと大袈裟な言い方ですが、そういうふうに自分の基本があって、その上で楽しむコンテンツなので、なにもかもを運勢に従ってしまうのはとても危険です。
これは占いや運勢だけの話ではないのですけれども。
まずは自分のやりたいこと、自分の願うこと、やるべきこと。
これがあって、その上に運勢とか満ち欠けは後押しをしてくれるものとして受け止めてほしいなと思います。
占いや運勢コンテンツのみを信じるということは、むしろ自分の運や流れを無視するということにもなりかねないからです。
それと、開運したいとか、運がよくなりたいというのは、強烈な欲でもあります。いつもそういう事を言っていないのに開運と聞くと急に眼の色が変わるのは、つまり下心です。
欲というと、すごく悪い印象を持つ人が多い感じありますけど、そんな事はありません。欲はすごく大事です。そして、基本的にはよいものです。
ただ、方向性を失うととても大変な事になりがちです。
本当は、いつも自分の欲を感じて、それを素直に表に出せるような、健康的な欲の在り方が大切なのですが、そうできなかった厳しい環境のもとにいる人も少なくありません。
そんな時に、開運というワードは、その欲を周りに干渉させずに表に出してくれる、漏電防止のアースのような機能を発揮します。だからそこにすごく吸い寄せられてしまう人は、自分の欲をうまく動かせていない可能性があると思います。
だから、欲を刺激する運勢コンテンツや、開運コンテンツは、しっかりと楽しんで、自分の欲の在り処を感じておく事は、生きていく上でとっても大切な事だと思うのです。
開運のその前の「運の基礎体力をつける」的なエッセイスタイルのムーンプランナーブック<ヘカテー>は、そういう人間の楽して開運したいという欲にスポットを当てた一冊です。
さて、次のマガジン更新はもう来年2019年です。
来年はnoteのマガジンもスタイルを変えていくと思います。
(でもどうなるだろう、ちょっといろいろやってみます)
何かと忙しい年の瀬、寒波も来ているようです。体調には気を付けて、よいお年をお迎えください。
いろいろと大変な事もあるけれど生きてりゃなんとかなる、といえる時代に、来年こそしてやろうじゃありませんか。
今年はこの1冊が出せた事、「目からウロコだった」というご感想をたくさんいただけた事は、本当にがんばってよかったと思いました。
また来年もよろしくお願い申し上げます。
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