漫画「復讐の毒鼓」感想(完結作品を語る! #371)
「復讐の毒鼓」(原作:Meen / 作画:Baekdoo)
連載期間 2010年代後半(ピッコマ)
昼でも夜でも、おはようございます!音楽家のhiro’です。
・hiro’と漫画
高校在学時に1000冊近く持っていて、その後は漫画喫茶(ネットカフェ)で読む日々で、現在も100近い連載中の作品を追いかけています。
「復讐の毒鼓(どっこ)」はWEB掲載作品。
単行本でいうと全6巻分をLINEマンガで全話無料で読みました。
いじめられ殺された双子の兄になりすまし、兄の通っていた高校で組織化された不良と戦う話です。
日本の不良漫画「クローズ」や「ワースト」を陰湿で過激にした感じとも言えます。
ナンバーズという要素はそのまんま「HARELUYA II BØY」でもあります。
ところで、
人物などは日本名になっているものを読みましたが韓国作品です。
ということで、日本人の感覚だと「ん?」と思うところがあったりします。
双子でもタイプが違いすぎますし、なぜわざわざ兄になりすまして復讐するのかも謎です。
つまり、
こんなタイプが違かったら「兄の為に…」とならない気がするのと、「俺の家庭を壊しやがって」となったならこんな回りくどいことしないで荒っぽい方法で復讐すると思うんですよね。
そして絵が、
ザザッと落書きのように描いた線をベースに彩色した感じで上手くはないし見やすくもないです!
登場人物の顔も一重でベタっとした感じばかりなので、韓国の人じゃないと見分けづらいかもです!
さらに言うと、
女性キャラが可愛くない…というか、どこか怖く個人的には見えました。
ただ、
サクサク読めるのはイイです!
多くのキャラが出てくるので誰が誰だって状態にはなりますが、展開はわかりやすいです!
さらに、
主人公とその仲間の不良三人組の絆も見ていて胸熱です!
ということで、
復讐系マンガが好きな人に、「クローズ」「ワースト」「BOY」などの日本の不良漫画が好きな人に、
韓国系マンガがちょっと気になっている人にもオススメです!
・終わり方について
終盤、女達を人質にとられ、主人公はただ殴られ続けます。
その間に不良三人組の二人が人質を助けます!そして主人公のピンチにもやってきます。
そして、
最終的に黒幕とタイマン勝負。こちらは満身創痍ですから危ういのかと思わせてキッチリ勝ちます!
殺しそうになるとこでは仲間が止めてくれます。
復讐が終わり、自分の人生を生きていくと心に決め、長い影を残し歩き出す場面で終わります。
最終的にスッキリとした気持ちになる終わり方ですし、1ページ使った絵も印象的で良かったです!
ここまで読んでくれてありがとうございました。
「復讐の毒鼓」を読んだことがない人はよかったら読んでみてください。
完結済マンガについては、動画でも語っていますので是非こちらも御覧ください↓
https://www.youtube.com/playlist?list=PL_jdbW5Bz5KltANE26MreYasFwOccSouU
hiro’