漫画「WARASHI」感想(完結作品を語る! #308)
「WARASHI」(寺沢大介)
連載期間 1990年~1991年(週刊少年マガジン)
昼でも夜でも、おはようございます!音楽家のhiro’です。
・hiro’と漫画
高校在学時に1000冊近く持っていて、その後は漫画喫茶(ネットカフェ)で読む日々で、現在も100近い連載中の作品を追いかけています。
「WARASHI」は、「ミスター味っ子」の寺沢先生の作品。
「ミスター味っ子」では主人公を「ドラゴンボール」の孫悟空の料理版みたいと言いましたが、「WARASHI」の主人公ワラシは途中からまんま孫悟空みたいになります。
悟空よろしく成長し、等身も変わりますし。気、みたいなものをまとっていたりしますし。
内容はというと、
座敷童子のような、手にしたものの精霊の力を借りてその性質を自分の力に出来る妖怪のワラシが主人公で、悪い妖怪が出てくる事件に巻き込まれ、それをヒロインと二人で解決します。ヒロインが女子中学生なので対象年齢もその辺でしょう。
全4巻分をLINEマンガで全話無料で読みました。
ちなみに、
「ミスター味っ子」や「将太の寿司」にはないエロさがあり、人も簡単に死にます。
苦手な人は避けてください。
そして途中で、
3年の時が過ぎ、ヒロインが女子高生になる、というテコ入れがなされるわけですが、時々、凄く雑な絵も出てきますし投げやりな感じで微妙です。
終わり方について。
ラスボス的な最後の敵は悪の元気玉みたいの出してきます。ここまで「ドラゴンボール」と類似点があるとむしろ面白いですね。
まぁラスボスは覚醒状態の主人公があっさり倒します。
その後、
ワラシはヒロインとともに日本中、だけでなく人間界以外も悪鬼妖怪を倒しにいくぜって感じになります。
で、そうそう、
この作品では死んだと思ったら生きていた・生き返ったパターンが何度もあるんですが最後もそうで、生き返った人物の独白的な場面で物語は幕を閉じます。
「ミスター味っ子」の時も言いましたが、こういう終わり方はけっこう好きです。
ということで、
寺沢先生の作品が好きな人に、多分打ち切りなので打ち切りマンガに興味がある人に、
漫画作品を料理する難しさを実感したい人にもオススメです!
ここまで読んでくれてありがとうございました。
「WARASHI」を読んだことがない人はよかったら読んでみてください。
完結済マンガについては、動画でも語っていますので是非こちらも御覧ください↓
https://www.youtube.com/playlist?list=PL_jdbW5Bz5KltANE26MreYasFwOccSouU
hiro’