漫画「上京生活録イチジョウ」感想(完結作品を語る! #234)
「上京生活録イチジョウ」(原作:萩原天晴 / 作画:三好智樹、瀬戸義明 / 協力:福本伸行)
連載期間 2021年~2023年(モーニング)
昼でも夜でも、おはようございます!音楽家のhiro’です。
・hiro’と漫画
高校在学時に1000冊近く持っていて、その後は漫画喫茶(ネットカフェ)で読む日々で、現在も100近い連載中の作品を追いかけています。
「上京生活録イチジョウ」は、
ギャンブル漫画カイジのスピンオフで、カイジに出会う前のイチジョウの話。
成り上がる夢を持つ、言ってみたらどこにでもいるフリーターの一条が村上と二人暮らしをしてるんですが、二人のやりとりやバイト先のファミレスでの交友関係などが絶妙で笑えます。
最後の方は帝愛に入り裏カジノに関わっていく様が描かれ、なんとしてでも成功するという一条の決意のようなものも感じました。良いのか悪いのかは置いておくとして…。
個人的には、
終盤、村上に頭を下げる一条にグッときました。
イケメンで冷酷でただの嫌な奴になりそうなのにほっておけない存在なのは、こうした滲み出る人間味な気がします。
最終話は、カイジとの対決後の話です。
モブ的な村上の行動と言動にちょっと泣きそうになりました。
スピンオフのギャグマンガにクオリティを期待はしないわけですが、綺麗で希望と切なさがあるけっこう好きなラストでした!
ということで、
全6巻なのでちょっと時間が空いた人、ドリーマーには参考書または反面教師として、
カイジ好きならお馴染みの三好を見たい人にもオススメです!
ここまで読んでくれてありがとうございました。
「上京生活録イチジョウ」を読んだことがない人はよかったら読んでみてください。
完結済マンガについては、動画でも語っていますので是非こちらも御覧ください↓
https://www.youtube.com/playlist?list=PL_jdbW5Bz5KltANE26MreYasFwOccSouU
hiro’
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