漫画「金田一少年の事件簿30th」感想（完結作品を語る! #268）
｢金田一少年の事件簿30th｣(原作：天樹征丸 / 作画：さとうふみや)
連載期間 2022年～2023年（イブニング）
昼でも夜でも、おはようございます！音楽家のhiro’です。
・hiro’と漫画
高校在学時に1000冊近く持っていて、その後は漫画喫茶（ネットカフェ）で読む日々で、現在も100近い連載中の作品を追いかけています。
「金田一少年の事件簿30th」は、
「金田一少年の事件簿」の30周年記念の作品で全4巻。ネカフェで読みました。
小学生の時から金田一主人公のマンガは全て読んでいると思うんですが、過去作は記憶が曖昧でブログには書かなかったんです。
そんな時、
2020年代に始まったこの新シリーズがあっさり完結したのでついに金田一について語る日が来ました！
金田一の特徴と言えば、意外な人が犯人で、その犯人は悲しい過去などがあって物凄い恨みを持って殺人を行うところです。毎回、驚かされたもんです。
驚くと言えば、トリックも突飛ではないものの「なるほどな～」と思わせるようなものが多いですね。
決めゼリフは「謎はすべて解けた!!」。
まぁ、シンプルに言って、とても面白いわけです。安定の樹林伸クオリティと言いましょうか…。
絵もやりすぎない感じが、残虐描写もあるこの内容をマイルドにして万人受けする形にしています！
で、今回の30周年記念シリーズ。
全4巻で、事件は２つ。
舞台は２つとも村。村と言えば「異人館村殺人事件」などの名作があります。
今回の２つはというと、
「これだよこれ！」という感じのいつもの金田一節が心地いいです！
現在連載中の「金田一37歳の事件簿」も悪くはないんですけど、やっぱり金田一は高校生なのがしっくりくるんですよねー！
あと、
イブニングという青年誌連載になったので、金田一37歳の事件簿は事件の質などに変化がありますが、今作はそういった感じはないです。
終わり方について。
最終巻には地獄の傀儡師も怪盗紳士も出てきますし、ラストはメタ的な発言いっぱいで面白かったです！
37歳の金田一が存在している以上、高校生の金田一で色々スッキリハッピーエンドはないんでしょうけど、またいつかやってほしいと思いました！
ということで、
推理もの好きで金田一少年の事件簿がどんなものか短時間で知りたい人、最新の金田一少年を体感したい人、
以前からの読者には登場人物と自分の年齢差の変化（例えば明智警視は28歳です）に時間の重みを感じられるという意味でもオススメ?です！
ここまで読んでくれてありがとうございました。
「金田一少年の事件簿30th」を読んだことがない人はよかったら読んでみてください。
完結済マンガについては、動画でも語っていますので是非こちらも御覧ください↓
https://www.youtube.com/playlist?list=PL_jdbW5Bz5KltANE26MreYasFwOccSouU
hiro’
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